カリキュラムシート
分類番号 B206-001-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 鉄鋼材料の熱処理技術 |
訓練対象者 | 機械設計・各種熱処理作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 金属熱処理の生産性の向上をめざして、効率化、最適化(改善)に向けた熱処理実習を通して、鉄鋼材料の知識と各種熱処理方法と評価および熱処理の不具合とその対策法に関する技能と技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.鉄鋼材料の基礎 | (1)鉄鋼材料の基礎 イ.鉄鋼材料の種類 ロ.鉄-炭素系平衡状態図 (2)鉄鋼材料の機械的性質 (3)金属強化法と熱処理 |
2.5 | |
3.熱処理技術 | (1)熱処理の目的 (2)焼ならし (3)焼なまし (4)焼入れ・焼戻し (5)サブゼロ処理 (6)析出硬化 (7)表面硬化(高周波焼入れ・浸炭・窒化等) (8)加熱・冷却装置 |
3 | |
4.熱処理欠陥の原因と対策 | (1)割れの原因と対策 (2)ひずみの発生と対策 (3)不完全焼入れの原因と対策 (4)酸化と脱炭 (5)材料の偏析と結晶粒の粗大化 |
1.5 | 1.5 |
5.熱処理と評価実習 | (1)熱処理実習 イ.焼入れ・焼戻し ロ.焼ならし ハ.浸炭焼入れ ニ.窒化等 (2)組織観察実習 イ.熱処理前の組織観察 ロ.熱処理後の組織観察 (3)硬さ試験 (4)トラブル対策の検討および検証実習(ひずみ・割れ等の対策) |
4 | 4 |
6.まとめ | (1)質疑応答 (2)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6 |
使用器具等 | 金属顕微鏡、熱処理炉、各種硬度計・検査機器 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2021.08 |