カリキュラムシート
分類番号 B205-002-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 樹脂流動特性の射出成形流動解析への活用技術 |
訓練対象者 | プラスチック射出成形の生産と関連業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | プラスチック射出成形加工の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた高剪断速度領域での粘度測定実習を通して、射出成形加工やCAEプログラムへ活用する技術・技能を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.プラスチックの特徴 | (1)プラスチックの利点と欠点 (2)軽薄短小化 (3)低熱伝導率 (4)成形方法の特徴 |
1 | |
3.ニュートン流体とプラスチック溶融体の流動 | (1)粘度の定義 (2)レイノルズ数 (3)プラスチックにおける粘度の意義 |
2 | |
4.溶融粘度の測定装置と測定方法 | (1)流動特性の必要性 (2)測定の可能性 (3)キャピラリレオメータ (4)円錐・円盤レオメータ (5)一軸伸長粘度計 (6)スパイラルフロー試験と成形性 |
2 | |
5.溶融剪断粘度式 | (1)剪断粘度の近似式 (2)粘度・Juncture Lossの圧力依存性 |
1 | |
6.射出成形と樹脂の流動特性 | (1)流動・伝熱・体積変化の複合現象 (2)射出成形の流路の特徴 (3)樹脂の流動と成形不良 (4)樹脂の異常流動 (5)製品・金型設計とCAEプログラム |
3 | |
7.溶融粘度測定実習 | (1)樹脂流動の実態 (2)溶融粘度の測定実習 (3)Bagley&Rabinowitsch補正 |
6 | 5 |
8.総合課題実習 | (1)流路抵抗の計算実習 (2)Weld Line発生位置の計算実習 (3)実加工による結果検証および評価 |
8 | 7 |
9.まとめ | (1)総括討議 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 24 | 12.5 |
使用器具等 | 高剪断速度レオメータ、射出成形機、射出成形金型 |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |