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カリキュラムシート

分類番号 B204-027-A

訓練分野 機械系
訓練コース プレス金型材料活用技術
訓練対象者 プレス金型設計、冷間鍛造金型設計及び塑性加工業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練目標 プレス加工/プレス金型の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)、安全性向上に向けた、金型材料(型材用特殊鋼、超硬合金)及び型材用表面処理の選択方法と活用技術を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H) うち実習・
まとめ(H)
1.コース概要及び留意事項 (1)コースの目的
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
0.5
2.金型用鋼材寿命向上適用指針 (1)金型用鋼材の冶金上の知識(組成、熱処理、ミクロ組織等)
(2)金型寿命向上への考え方
  イ.冷間加工用金型の主要廃棄理由
  ロ.機械的特性、物理的特性の要件、金型材料の選定指針
(3)選定指針に基づく型材選定実習
(4)型材破損部の解析実習
  イ.金型損傷部の観察実習
  ロ.金型破損原因及び対策に関する討議
  ハ.典型的破損事例と対策に関するケーススタディ
6 3
3.金型表面処理の特徴と適用指針 (1)金型に求められる性質と表面(処理)の役割
(2)表面処理の方法と処理層(膜)の特徴
(3)金型寿命を決める要因
  イ.トライボロジ特性
  ロ.表面処理皮膜の密着性、皮膜強度測定実習
(4)表面処理本来の特性を活かす前加工時の留意点
(5)金型寿命向上手順書の作成実習
6 3
4.金型用超硬合金の活用技術 (1)金型用超硬合金の冶金上の知識
  イ.超硬合金の定義と製造プロセス
  ロ.超硬合金の物性、機械的特性、ミクロ組織
  ハ.超硬合金製金型部品破損部の観察実習及び原因等に関する討議
(2)超硬合金の材種と選定指針
  イ.金型材料としての要件と金型用超硬合金材種選定指針
  ロ.選定指針に基づく超硬合金選定実習
(3)超硬合金の適用検討実習
  イ.金型設計上の検討(型構造、パンチ、ダイ)
  ロ.加工上の留意点検討(研削、放電加工、加工油)
5 3
5.まとめ (1)質疑応答
(2)訓練コース内容のまとめ
0.5 0.5
  訓練時間合計 18 9.5
使用器具等 金属組織顕微鏡、デジタルマイクロスコープ、コーティング膜剥離試験機、マイクロビッカース硬さ試験機
養成する能力 生産性の向上を実現できる能力
改訂日 2020.09

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