カリキュラムシート
分類番号 B204-026-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | ファインブランキング・フォーミング活用技術 |
訓練対象者 | プレスや鍛造の生産、金型設計・製作に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | プレス加工/プレス金型の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた事例実習や工程設計実習を通して、ファインブランキング及びファインフォーミング活用法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.FB加工理論 | (1)FB(ファインブランキング)加工の原理及びFB加工技術向上の経緯 (2)FB金型 (3)被加工材及び加工油 (4)加工機械と周辺設備 (5)最新技術動向 |
2.5 | |
3.FB加工の主要仕様 | (1)FB加工仕様 イ.加工品(形状、材質、加工力等)に関する事例 ロ.金型構造と主要部の仕様に関する事例 ハ.加工機械、加工油、等各種施工条件に関する事例 ニ.事例研究とディスカッション |
3 | 1 |
4.プレス生産の高付加価値化における板鍛造 | (1)提案型技術開発の重要性と進め方 (2)3次元・複合成形技術開発における板鍛造技術の重要性 (3)ファインブランキングからファインフォーミングへの移行の歴史 (4)板鍛造を組み込んだファインフォーミング適用部品事例 |
1 | |
5.ファインフォーミング事例分析実習 | (1)中、厚板ファインフォーミングの必須形状要素の分析及び解説 イ.面付け形状、座ぐり形状フォーミング工程分析と金型構造 ロ.半抜き形状、つぶし・コイニング形状フォーミング工程分析と金型構造 ハ.リム付き穴形状フォーミング工程分析と金型構造 ニ.曲げ形状フォーミングの工程分析と金型構造 (2)適用事例分析実習及び解説 イ.据え込み成形歯形の形状分析と加工レイアウト分析 ロ.前方押し出し成形レバーの形状分析と加工レイアウト分析 |
3.5 | 3.5 |
6.工程設計実習 | (1)中厚板3次元形状品のフォーミング工程設計実習 (2)設計事例解説(工程上の特徴と金型形状の要点) |
1 | 1 |
7.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 6 |
使用器具等 | ファインフォーミング金型、プレス機械 |
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養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |