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カリキュラムシート

分類番号 B204-011-A

訓練分野 機械系
訓練コース 板材成形性試験と生産条件への適用技術
訓練対象者 プレス加工、金型設計・製作業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練目標 プレス加工/プレス金型の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた、せん断・深絞り加工などの諸現象、条件の理論を踏まえた材料試験及び被加工材料のプレス加工特性の把握・確認実習を通して、材料の加工特性に起因するプレス加工のトラブル解決手法を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H) うち実習・
まとめ(H)
1.コース概要及び留意事項 (1)コースの目的
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
0.5
2.せん断試験 (1)試験原理及び実習
(2)結果の整理と考察
  イ.クリアランスと加工荷重及びせん断面との関係
  ロ.複雑形状抜き金型への影響(直線部、曲線部、凸Rと凹Rの関係)
4 2
3.円筒深絞り試験 (1)試験原理及び実習
(2)結果の整理と考察
  イ.限界絞率(LDR)の定量化(最小2乗法の使用)
  ロ.材料異方性の確認及び製品に及ぼす影響(耳、板厚変化、精度他)
4 2
4.穴広げ試験 (1)試験原理及び実習
(2)結果の整理と考察
  イ.穴広げ率と伸びフランジ性について(伸び率、破断形態)
4 2
5.コニカルカップ試験 (1)試験原理及び実習
(2)結果の整理と考察
  イ.複合成型性について(CCV値、張出し成形と絞り成形)
  ロ.異形状成形製品への適用の考え方
4 2
6.エリクセン試験 (1)試験原理及び実習
(2)結果の整理と考察
  イ.コニカルカップ試験との関連と張り出し性について
4 2
7.実習総合評価 (1)板材成形性と加工不具合との関連と評価
  イ.得られた板材成形性と関連する加工不具合との関係表作成
  ロ.製品形状と工程設定における各材料特性との関連
3 3
8.まとめ (1)質疑応答
(2)訓練コース内容のまとめ
0.5 0.5
  訓練時間合計 24 13.5
使用器具等 万能塑性加工試験機及び成形性試験用工具、パソコン、各種測定工具、せん断実験用金型、プレス機械又は万能材料試験機
養成する能力 生産性の向上を実現できる能力
改訂日 2020.09

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