カリキュラムシート
分類番号 B203-005-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | ダイカストにおける鋳造欠陥改善法 |
訓練対象者 | ダイカスト及び金型鋳造業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 鋳造加工の生産性の向上をめざして、最適化(改善)に向けたダイカストの欠陥事例・材料特性を学び、鋳造工程のシミュレーション実習を通じて、不良対策法及び鋳造技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.ダイカストの概要 | (1)ダイカストの特徴・用途、現状分析 (2)ダイカスト定義と特徴 (3)ダイカストの現状 |
1 | |
3.ダイカストの鋳造欠陥対策 | (1)ダイカスト鋳造欠陥の種類と発生原因 (2)品質に及ぼす諸因子の影響 (3)鋳造欠陥対策事例 (4)鋳造欠陥に対する討議・検討 |
6 | 4 |
4.ダイカストの高度化技術 | (1)ダイカストの最新技術 (2)アンダーカット技術 (3)ダイカスト用新合金 (4)ダイカストの複合化技術 |
2.5 | |
5.鋳造シミュレーション実習 | (1)計算法の概略 (2)差分法と有限要素法 (3)湯流れと凝固のシミュレーション (4)熱応力解析(製品の変形、金型の破損・破壊) (5)DAS(デンドライトアームスペース)の計測と凝固状態の検討 (6)不良状況への対策シミュレーション |
7 | 6 |
6.まとめ | (1)質疑応答 (2)総評 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 18 | 11 |
使用器具等 | 金属顕微鏡、各種ADC材、CAEシステム |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2020.09 |