カリキュラムシート
分類番号 B202-028-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 国際規格ISO9606に沿った溶接技術 |
訓練対象者 | 溶接作業・施工管理業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 溶接加工の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた各種溶接施工実習および検査実習を通じて、国際規格に沿った溶接施工の技能と技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.ISO関連規格と溶接施工要領書 | (1)関連規格(ISO9606等) (2)溶接施工要領書 (3)溶接施工計画と管理 |
2 | |
3.ISOに沿った溶接施工実習 | (1)仕様・図面の検討 イ.条件:各種姿勢による溶接作業を実施 ロ.仕上げ精度:X線検査に対応可能なレベル (2)ルートパスのビード継ぎ イ.ビード継部のグラインダ加工 ロ.被覆アーク溶接(低水素系溶接棒)による板材の溶接 ハ.MAG溶接(ソリッド・フラックス入りワイヤ)による板材の溶接 ニ.TIG溶接による板材の溶接 ホ.各種溶接法の施工条件の記録表作成 (3)中間層のビード継ぎ イ.ビード継部のグラインダ加工 ロ.被覆アーク溶接(低水素系溶接棒)による板材の溶接 ハ.MAG溶接(ソリッド・フラックス入りワイヤ)による板材の溶接 ニ.TIG溶接による板材の溶接 ホ.各種溶接法の施工条件の記録表作成 (4)最終パスのビード継ぎ イ.ビード継部のグラインダ加工 ロ.被覆アーク溶接(低水素系溶接棒)による板材の溶接 ハ.MAG溶接(ソリッド・フラックス入りワイヤ)による板材の溶接 ニ.TIG溶接による板材の溶接 ホ.各種溶接法の施工条件の記録表作成 |
12 | 11 |
4.溶接品質確保のための検査実習 | (1)ISO5817に基づく外観検査 (2)非破壊検査(X線検査・超音波探傷検査) (3)破壊検査(曲げ検査・マクロ組織検査) (4)問題点の把握、解決方法 (5)溶接作業者に対する技術的指導・育成方法 |
3 | 2 |
5.まとめ | (1)全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 13.5 |
使用器具等 | 被覆アーク溶接機、半自動アーク溶接機、TIG溶接機、X線装置、外観検査用測定工具、安全保護具一式、器工具、ディスクグラインダ |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |