カリキュラムシート
分類番号 B202-027-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 板金加工における各種溶接施工技術 |
訓練対象者 | アーク溶接作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 溶接加工の現場力強化及び技能継承をめざして、現在の習熟度を確認し、技能高度化に向けた各種溶接方法による実用継手の溶接実習等を通して、適正な溶接施工に関する技能と実際に起こりうる品質上の問題点の把握及び解決手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門能力の確認と問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.材料の種類と特性 | (1)板金加工で使用される材料に関する知識 (2)各種材料の変形特性 イ.弾性変形と塑性変形 ロ.加工硬化とクビレ ハ.クリアランスとバリ、ソリ、ダレ (3)板金加工に関係する材料特性の測定 イ.バリによる割れ・ソリ・コブ等の測定と加工例 ロ.スプリングバック |
2 | 1 |
3.板金加工における溶接とその評価 | (1)板金加工に用いられる溶接法 イ.種類と特徴 ロ.作業手順とポイント ハ.溶接できない箇所の接合について(機械接合、接着) (2)溶接部の試験、検査 (3)溶接不具合の対策 |
2 | 0.5 |
4.溶接施工実習 | (1)スポット溶接実習 イ.溶接結果に及ぼす溶接条件パラメータの影響 ロ.材質(メッキ鋼、高張力鋼など)に応じた溶接条件の抽出 (2)半自動MAG溶接実習 イ.角継手やフレア継手など実用継手の溶接 (3)TIG溶接実習 イ.角継手やフレア継手など実用継手の溶接 |
12 | 11 |
5.品質の問題把握と解決手法 | (1)製品の評価方法 (2)施工技術 (3)問題点の把握、解決手法 |
1 | 0.5 |
6.まとめ | (1)課題実習成果についての総括 (2)質疑応答、総評 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 13.5 |
使用器具等 | 抵抗スポット溶接機、半自動アーク溶接機、TIG溶接機、各種測定器、やすり、ハンドグラインダ |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2023.08 |