カリキュラムシート
分類番号 B202-026-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | プラスチック溶接実践技術 |
訓練対象者 | プラスチック溶接(樹脂溶接)に従事する技能・技術者であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者。 |
訓練目標 | プラスチックの溶接作業の現場力強化及び技能継承をめざして、現在の習熟度を確認し、技能高度化、故障対応・予防に向けた各種継手、姿勢の溶接実習を通して、適正なプラスチック溶接の技能と、実際に起こりうる品質上の問題点の把握及び解決手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)問題点の整理 (4)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.プラスチック溶接用材料 | (1)ポリ塩化ビニルの規格、用途 (2)ポリプロピレンの規格、用途 (3)ポリエチレンの規格、用途 |
1 | |
3.プラスチック溶接法と機器 | (1)プラスチック溶接の問題点と対応策 イ.母材と溶接部の特性 ロ.溶接変形、割れに及ぼす熱膨張の影響 (2)最近のプラスチック溶接技術の進歩 イ.ホットジェット溶接 ロ.超音波溶接 ハ.熱板溶接 ニ.インパルス溶接 ホ.高周波溶接 |
1 | |
4.プラスチックの溶接施工実習 | (1)ホットジェット溶接機器の取り扱い (2)溶接結果に及ぼす施工条件(温度、溶接棒の押し圧等)の影響 (3)溶接施工実習 イ.下向きV型突合せ溶接 ロ.横向きV型突合せ溶接 ハ.水平すみ肉溶接 ニ.角継手の溶接 |
7.5 | 7 |
5.品質の問題把握と解決手法 | (1)溶接部の評価 (2)技量の診断 (3)問題点の把握、解決のための方策 |
1 | 0.5 |
6.まとめ | (1)課題成果発表(プレゼンテーション) (2)発表内容に関する質疑応答 (3)成果発表後の全体的な講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 8.5 |
使用器具等 | ホットジェット溶接機、引張試験機、器工具一式、安全保護具一式 |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |