カリキュラムシート
分類番号 B202-025-B
| 訓練分野 | 機械系 |
|---|---|
| 訓練コース | 金型の補修溶接技術 |
| 訓練対象者 | 金型の製作や金型の補修作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | 金型補修に係わる作業の現場力強化及び技能継承をめざして、現在の習熟度を確認し、技能高度化に向けた各種補修溶接法、溶射法による肉盛溶接実習を通して、適正な補修溶接に関する技能と実際に起こりうる品質上の問題点の把握及び解決手法を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）コースの目的 （２）専門的能力の現状確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．金型の精密肉盛溶接の概要 | （１）精密肉盛溶接概論 （２）溶着肉盛概論 （３）微細部肉盛の事例 |
2.5 | |
| ３．溶着肉盛技術 | （１）微細部用溶着機の特徴・操作上の注意・安全 （２）微細部用溶着電極の形状 （３）溶着手法 （４）溶着実習 |
3 | 1 |
| ４．ＴＩＧ溶接機による精密肉盛溶接技術 | （１）微細溶接用ＴＩＧ溶接機の特徴・操作上の注意・安全 （２）精密金型微細部の肉盛条件について （３）精密肉盛溶接手法 （４）精密肉盛溶接実習（３頂点部、ＰＬ部） |
2.5 | 2 |
| ５．溶接品質判別法 | （１）肉盛り溶接部の判別評価基準と評価実習 |
0.5 | 0.5 |
| ６．精密肉盛溶接応用編 | （１）仮付けを行わない精密肉盛溶接 （２）精密肉盛溶接実習（ＰＬ部、平面部） |
2.5 | 2 |
| ７．まとめ | （１）質疑応答 |
0.5 | 0.5 |
| 訓練時間合計 | 12 | 6 |
| 使用器具等 | 工具顕微鏡又はデジタルカメラ式拡大顕微鏡、微細部用溶着機、微細部用ＴＩＧ溶接機（小径０．１以上）、遮光ガラス付き双眼顕微鏡 |
|---|---|
| 養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
| 改訂日 | 2020.09 |