カリキュラムシート
分類番号 B202-024-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 構造物鉄工の実践技術 |
訓練対象者 | 構造物鉄工作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 構造物鉄工作業の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化に向けた各種熱切断、部材加工、アーク溶接法による実用継手の溶接、ひずみ取り等の組み立て実習を通して、構造物鉄工に関する技能と実際に起こりうる品質上の問題点の把握及び解決手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門能力の確認と問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.製品図読解 | (1)製品図面の読み方 (2)加工工程のポイントと工程表の考え方 (3)作業工程表の作成 |
1.5 | 0.5 |
3.原寸作業 | (1)原寸から加工寸法の読み取り (2)型板(がばり)の作製 |
4 | 3.5 |
4.鋼構造物製作で適用される主な熱加工 | (1)熱切断(ガス切断、プラズマ切断) (2)アーク溶接(被覆アーク溶接、半自動アーク溶接) (3)各種溶材の知識(ガス、溶接棒、溶接ワイヤ、電極) (4)最近の熱切断技術、半自動アーク溶接技術 |
2 | |
5.鋼構造物製作実習 | (1)部材加工 イ.型板を使用したガス切断、プラズマ切断 ロ.伸びの影響を考慮した火炎焼き曲げ・切り曲げ ハ.高精度穴あけ加工のためのケガキ作業 ニ.高精度穴あけ加工のためのボール盤の条件設定と加工 (2)組み立て イ.被覆アーク溶接法、半自動アーク溶接法による実用継手の溶接 ロ.溶接ひずみを考慮した溶接施工の実際 ハ.局部加熱矯正/機械的矯正法による溶接ひずみ取り作業 ニ.組立て時におけるボルト・ナットの締結 (3)製作物の精度確認と改善 |
8.5 | 8 |
6.品質の問題把握と解決手法 | (1)製作物の評価、精度確認 (2)問題点、課題点の把握 (3)解決手法 |
1 | 0.5 |
7.まとめ | (1)課題実習成果についての総括 (2)質疑応答、総評 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 13 |
使用器具等 | 被覆アーク溶接機、半自動アーク溶接機、ボール盤、ガス切断装置、プラズマ切断機、けがき工具一式 |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |