カリキュラムシート
分類番号 B201-001-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 曲げ加工の理論と実際 |
訓練対象者 | 板材成形分野で試作・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 板金加工の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた塑性学、曲げ加工についての理論を理解し、曲げ加工の実験・検証を通してデータ収集・処理方法と材料強度評価法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門能力の確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.降伏条件 | (1)vonMisesの降伏条件 (2)Trescaの降伏条件 (3)降伏条件の幾何学的表示と実験的検討 |
2 | |
3.応力とひずみ | (1)弾性変形における応力とひずみの関係 (2)加工硬化の表し方 (3)塑性変形における応力とひずみの関係 |
2 | |
4.曲げ理論 | (1)塑性曲げの初等理論 (2)残留応力とはね返り (3)板の曲げ変形理論 |
2 | |
5.曲げ加工 | (1)曲げ加工の概要 (2)曲げ作業 |
3 | 3 |
6.曲げ試験装置と計測 | (1)試験装置の概要 (2)荷重及び変位計 (3)入出力インタフェース (4)データ収集とデータファイル生成用プログラムの作成 (5)表計算アプリケーションとデータファイル |
4 | 4 |
7.曲げ試験 | (1)供試材(試験片)の曲げ試験データ収集 |
2.5 | 2.5 |
8.試験結果の評価 | (1)表計算アプリケーションによるデータベース化作業 (2)供試材(試験片)の変形及び強度評価 |
1.5 | 1.5 |
9.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 11.5 |
使用器具等 | 曲げ試験機(プレスブレーキ)、パソコン、試験材料 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2021.08 |