カリキュラムシート
分類番号 B105-001-A
訓練分野 | 機械系 |
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訓練コース | 機械組立仕上げのテクニック |
訓練対象者 | 機械組立・調整業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 仕上げ加工の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化に向けた機械装置の仕上げ・組立・調整実習を通して、高精度で高能率な機械組立仕上げのテクニックを習得し、後進に作業をさせる際の指導法に必要な技能・技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.課題図の検討 | (1)課題図の用途と必要機能の検討 (2)面、穴の必要な状態の確認・検討面粗さ(図示)平面度中高を 許す・許さない直角度傾斜方向の制限有・無平行度当りの程度 当りの場所と坪当たりの数寸法(図示) (3)加工手順の作成と時間見積り |
2 | 1 |
3.工具・測定具の調整 | (1)平行ブロック・直角ブロックの平面度・平行度・直角度の測定 (2)ブロックの平面度・平行度・直角度の測定 |
2 | 2 |
4.やすり仕上げ | (1)課題平面の仕上げ (2)課題平行面の仕上げ・寸法だし (3)課題直角面の仕上げ (4)課題段状の平行面の仕上げ・寸法だし (5)作業の要点の確認と指導法 |
4 | 4 |
5.きさげ仕上げ | (1)きさげの調整刃先形状・状態ばねの強さ (2)きさげによる摺動面の模様つけ (3)作業の要点の確認と指導法 |
3 | 3 |
6.組み立て調整 | (1)手応えによるはめあいの状態判定及び調整すきま測定 (2)軸芯の平行度・直角度測定及び調整 (3)摺動状態の調整 (4)当りの改善 (5)作業の要点の確認と指導法 |
5 | 5 |
7.組立検査 | (1)組み立てた製品の組立仕様に対する判定 (2)摺動状態・面の状態の判定 (3)作業の要点の確認と指導法 |
1 | 1 |
8.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 16.5 |
使用器具等 | やすり各種、きさげ各種、測定器具各種、定盤、けがき用具、ボール盤、直角度測定器 |
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養成する能力 | 現場力の強化及び技能の継承ができる能力 |
改訂日 | 2020.09 |