カリキュラムシート
分類番号 A602-007-A
| 訓練分野 | 電気・電子系 |
|---|---|
| 訓練コース | モータ設計のための電磁界解析活用技術 |
| 訓練対象者 | モータ・アクチュエータの開発・設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | 電気機器設計／電気設備設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化（改善）、安全性向上に向けたモータの電磁界解析用モデル化実習を通して、必要となる磁気特性の物理的意味を理解するとともに、電磁界解析を活用したモータ開発手法及び製品性能改善手法を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）訓練コースの概要説明 （２）受講者が有する専門的能力の確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．モータ設計における磁界解析の概要 | （１）磁界、磁束密度、磁化の物理的意味 （２）磁気回路法 （３）有限要素法の特性とモータ解析事例 |
1.5 | 0.5 |
| ３．モデル作成手法 | （１）形状作成の機能と効果的活用法 イ．形状のモデル化指針 （２）パラメトリック解析 （３）材料の適切なモデル化 （４）運動、境界条件 イ．磁石の着磁と減磁 ロ．温度依存性、応力依存性材料での解析 ハ．鉄損と渦損 |
3 | 2 |
| ４．設計の最適化手法 | （１）モータ設計案の絞り込みのための系統的解析手法 （２）多ケースを一度に解析する手法 （３）設計変数に対する感度確認 （４）ケースごとの結果詳細比較 （５）類似データの再利用法 （６）最適解の探索手法 |
3 | 2.5 |
| ５．磁界解析・最適化実習 | （１）モータのモデル化と磁界解析実習 （２）解析結果の妥当性評価 （３）設計の最適化実習 |
3.5 | 3.5 |
| ６．まとめ | （１）全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
| 訓練時間合計 | 12 | 9 |
| 使用器具等 | 電磁界解析ソフトウェア |
|---|---|
| 養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
| 改訂日 | 2020.09 |