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カリキュラムシート

分類番号 A601-004-A

訓練分野 電気・電子系
訓練コース 電源設備のノイズ調査と抑制対策
訓練対象者 電気設備(各種設備)や装置設計及び保安業務等に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練目標 電力設備設計/電力変換設備設計の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、故障対応・予防に向けた、電源問題解決のためのノイズ調査およびノイズ抑制対策実習や電源監視実習を通して、電源設備(商用電源系統、UPS等)のノイズ対策技術を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H) うち実習・
まとめ(H)
1.コース概要及び留意事項 (1)コースの目的
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
0.5
2.電磁ノイズの概要 (1)電磁ノイズの発生原因と特徴
  イ.電源電圧の品質  ロ.要因の多様性  ハ.インバータ 
  ニ.ディファレンシャルモードとコモンモード
(2)EMC(電磁環境適合性)の用語とJIS規格
(3)高調波と電磁ノイズ
(4)ノイズによる事故・障害事例
2.5
3.電力分野におけるEMC (1)システムとしてのEMC
  イ.EMCの本質 ロ.電力システム構築時に考慮すべき事項
(2)導電現象を主因としたEMC課題
(3)回転機器・電力変換器におけるEMC
(4)電力線搬送通信による影響と課題
1.5
4.ノイズ調査と測定器 (1)ノイズ発生箇所および発生源の絞り込み
(2)ノイズ測定器の種類と特徴
1.5 1
5.ノイズ抑制対対実習 (1)電源障害対策機器の特徴と設置箇所
  イ.過渡電圧サージサプレッサ  ロ.ラインフィルタ
  ハ.絶縁トランス        二.シールドトランス
  ホ.接地            へ.その他
(2)電源問題解決のためのノイズ調査およびノイズ抑制対策実習
  イ.ノイズ発生源の調査・分析
  ロ.ノイズ抑制対策の検討と実施
  ハ.ノイズ抑制対策の検証
(3)電源電圧監視実習
  イ.電圧変動要因の調査・分析 
  ロ.サイリスタ可変装置等による電圧変動対策の検証
5.5 5.5
6.まとめ (1)実習の全体的な評価及び確認・評価
0.5 0.5
  訓練時間合計 12 7
使用器具等 ノイズ発生器、AC電力アンプ、計測器、トランス(シールド、絶縁)、サージサプレッサ、ラインフィルタ、UPS、サイリスタ可変装置、インバータ、リアクトル、負荷装置
養成する能力 現場力の強化及び技能の継承ができる能力
改訂日 2023.08

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