カリキュラムシート
分類番号 A403-049-A
| 訓練分野 | 電気・電子系 |
|---|---|
| 訓練コース | CPU内蔵FPGAにおける組込みLinuxの実践活用 |
| 訓練対象者 | 組込みシステムの設計・開発業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | 組込みシステム開発・設計の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けたCPUコアを搭載したFPGAデバイスによる開発実習を通してソフトウェア/ハードウェアの協調設計手法を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
|---|---|---|---|
| 1.コースの概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
| 2.組込みソフトウェアの現状と問題点 | (1)組込みソフトウェアの現状とハードウェア協調設計の必要性 |
0.5 | |
| 3.CPUコアを搭載したFPGAの現状 | (1)CPUコアを搭載したFPGAの活用方法 (2)CPUコアを搭載したFPGAへのOSの搭載の必要性 (3)CPUコアを搭載したFPGAのメリット |
0.5 | |
| 4.開発環境の構築 | (1)Linux開発環境の構築 イ.仮想化ソフトへのLinux開発環境の構築 ロ.ネットワーク設定(各種サーバ)、クロスコンパイラの環境構築 (2)CPUコアを搭載したFPGAの環境構築 イ.リファレンスデザインの構築 ロ.ブートローダーの構築 ハ.Linuxイメージファイル、デバイスツリーファイル等の作成 |
4 | 4 |
| 5.ボードへ実装と開発技法 | (1)CPUコアを搭載したFPGAの環境設定と利用 イ.起動用SDカードの作成 ロ.各種環境設定と開発用サーバアプリケーションの準備 ハ.I/Oデバイスの操作 ニ.I/Oデバイスの遠隔操作 ホ.Linuxデバイスドライバ(キャラクタ型ドライバ)の作成 (2)CPUコアを搭載したFPGAの開発実習 イ.カスタムハードウェアの作成 ロ.カスタムLinuxデバイスドライバ(キャラクタ型ドライバ)の作成 ハ.カスタムハードウェア及びデバイスドライバを用いたI/Oアクセス 実習 |
9 | 8 |
| 6.総合実習 | (1)ソフトウェア/ハードウェア協調設計実習 イ.PWM制御によるDCモータ制御システムの作成実習 |
3 | 2.5 |
| 7.まとめ | (1)ポイントの整理及び確認評価 |
0.5 | 0.5 |
| 訓練時間合計 | 18 | 15 |
| 使用器具等 | CPUコアを搭載したFPGA評価ボード、FPGA統合開発環境、Linux、仮想化ソフト、外部周辺回路 |
|---|---|
| 養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
| 改訂日 | 2020.09 |
