カリキュラムシート
分類番号 A402-062-A
| 訓練分野 | 電気・電子系 |
|---|---|
| 訓練コース | マイコンによる簡易マルチタスク実装技法 |
| 訓練対象者 | マイコン周辺回路の設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | マイコン制御設計/パソコン制御設計の生産性の向上をめざして効率化、適正化、最適化(改善)に向けたOSの実装、タスク作成、デバックの手法を通して、小規模マイコンを使ったマルチタスク実装技術を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
|---|---|---|---|
| 1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
| 2.セミナーの環境 | (1)スケジュール説明 (2)使用するマイコンの仕様説明 (3)開発ツールの説明 |
2.5 | 1 |
| 3.マルチタスクの概要 | (1)マイコンのリアルタイム制御とマルチタスクについて (2)パソコンのマルチスレッドプログラミングについて (3)マルチタスク実装のためのコンテキストについて (4)マルチタスクのタスク切替方法について |
3 | 1 |
| 4.マルチタスクの実装実習 | (1)マルチタスクカーネルの実装実習 イ.タスクを切り替えるコードを作成し動作を確認する (2)モニタータスクの作成実習 イ.シリアル通信を使用したモニター機能を作成し動作を確認する (3)マルチタスクのデバッグ手法の実習 イ.モニターに表示するデバッグ用の関数を作成し動作を確認する (4)メインタスクの作成実習 イ.異なる3つのメインタスクを作成し同時に実行する様子を確認する |
6 | 6 |
| 5.総合実習 | (1)総合実習の課題説明 イ.ステートマシンを使用して作成したアプリケーション例を提示 ロ.簡易マルチタスクを上記に実装して生産性の良さを理解する (2)詳細仕様の確認とサンプルプログラムの理解 (3)サンプルプログラムへのマルチタスク実装 (4)サンプルプログラムへのアプリケーション実装 (5)動作確認(テスト) |
5 | 5 |
| 6.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
| 訓練時間合計 | 18 | 14 |
| 使用器具等 | マイコン、パソコン、マイコン開発ツール、測定器 |
|---|---|
| 養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
| 改訂日 | 2022.08 |
