カリキュラムシート
分類番号 A304-005-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 電子セラミックスのデバイス評価 |
訓練対象者 | セラミックス技術に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | デバイス設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化に向けた電子セラミック部品の特徴を学び、各種デバイス評価の実習を通して、電子セラミックの製造技術・評価技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.セラミックスの誘電性 | (1)誘電分析の種類と誘電率 (2)誘電体の等価回路と誘電分散 (3)セラミックコンデンサの容量 (4)積層コンデンサの構造 (5)シート成形と積層化技術 (6)チタバリ系材料とリラクサ材料 (7)誘電率温度特性とコアシェル構造 (8)内部電極材料 (9)MLCに関する最近の話題 (10)マイクロ波用誘電体 |
1.5 | 0.5 |
3.半導体コンデンサ | (1)粒界の構造と機能 (2)半導体コンデンサの種類と内部構造 (3)半導体コンデンサの材料と製法 (4)BLコンデンサの特徴 |
2 | |
4.PTCセラミックス | (1)PTC現象発生のメカニズム (2)過渡電流と定温発熱原理 (3)PTCセラミックスの原料、組成、製法 (4)PTCセラミックスの応用 (5)限流素子とヒーター素子 (6)PTC特性の電圧依存性とバリスタ効果 |
2 | 1 |
5.圧電セラミックス | (1)セラミック圧電体の知識 (2)圧電現象とエネルギー変換機能 (3)PZTとMPR組成 (4)三成分系材料とPT系材料 (5)圧電セラミックスの製造行程 (6)各種応用と問題点 (7)発音体とアクチュエータ (8)圧電トランスと高電力化への課題 (9)微小粒径圧電セラミックスへの展開 (10)圧電コンポジットの理論と実際 |
2 | 1 |
6.セラミックバリスタ | (1)バリスタの分類と特徴 (2)バリスタの微構造と製法 (3)ZnOバリスタとST系バリスタ (4)高誘電率バリスタのノイズ対策 |
2 | 1 |
7.総合実習 | (1)金属、セラミック等の薄膜作成 (2)材料のインピーダンス測定 (3)光学測定 (4)表面分析等 |
5.5 | 5.5 |
8.電子セラミックスの技術動向 | (1)今後の技術動向 |
2 | |
9.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 18 | 9.5 |
使用器具等 | ファンクションジェネレータ、オシロスコープ |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |