カリキュラムシート
分類番号 A303-007-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 電磁界シミュレータを活用した電磁波ノイズの理解と対策 |
訓練対象者 | 電子機器の設計・開発の業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | 基板設計の生産性の向上をめざして、適正化、安全性向上に向けた電磁界シミュレーションの活用実習やノイズ対策実習を通して、電磁波ノイズの知識と電磁波ノイズ対策技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.高周波回路設計とノイズ問題 | (1)高速・高周波とノイズ問題 (2)EMI(電磁妨害)・EMS(電磁耐性)とは (3)EMCとは |
0.5 | |
3.基板から放射されるノイズ | (1)シンプルな基板モデル (2)Sパラメータの評価とクロストーク (3)グラウンド導体の電流 (4)基板からのノイズ放射問題 |
1 | |
4.電磁界シミュレーションの活用 | (1)時間領域の手法と周波数領域の手法 (2)離散化度と誤差の関係 |
1 | 1 |
5.プリント基板からのノイズ放射 | (1)差動線路の効果 (2)多層プリント回路とEMI (3)パルス波とノイズ |
2 | 2 |
6.筐体への実装とEMI・EMS・EMC | (1)筐体に実装した多層基板 (2)ケーブルによる誘導 (3)筐体の共振 |
2 | 2 |
7.高周波ノイズ測定実習 | (1)近傍電磁界の測定 (2)磁界プローブによる測定 |
2 | 2 |
8.高周波ノイズ対策実習 | (1)基板からのEMIとその対策 (2)配線からのEMIとその対策 (3)筐体からのEMIとEMC問題 (4)同軸ケーブルの外導体からの放射 |
2 | 2 |
9.まとめ | (1)実習の全体的な講評および確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 10 |
使用器具等 | ネットワークアナライザ、スペクトラムアナライザ、ファンクションジェネレータ、直流電源、実習用基板、電磁界シミュレータ |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |