カリキュラムシート
分類番号 A301-025-A
| 訓練分野 | 電気・電子系 |
|---|---|
| 訓練コース | シミュレータを活用したオペアンプ回路設計技術 |
| 訓練対象者 | 電子機器の回路設計・開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | アナログ回路設計の生産性の向上をめざして、最適化(改善)に向けたシミュレーションや計測結果による検証を通して、電子機器の開発・試作時に必要となる実用的なオペアンプ回路の設計技術や評価技術を実践的に習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
|---|---|---|---|
| 1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
| 2.オペアンプ回路の動作と特性 | (1)非反転増幅回路と反転増幅回路 イ.回路の動作と特徴 ロ.バーチャル・ショート ハ.直流特性と交流特性 ニ.シミュレータによる動作解析 (2)熱雑音とオペアンプ回路で発生するノイズ |
1.5 | 1 |
| 3.各種応用回路 | (1)オペアンプの各種応用回路とシミュレータによる動作解析 イ.差動アンプとCMRR ロ.電流入力アンプとチャージアンプ ハ.平均値検波と実効値検波 ニ.リミット増幅器 ホ.発振器の概要とエミッタフォロア回路の発振 ヘ.ファンクション・ジェネレータ ト.シリーズ・レギュレータ |
2.5 | 2 |
| 4.負帰還 | (1)抵抗とコンデンサによる周波数特性 (2)負帰還と負帰還の動作を示す数式 (3)安定な負帰還を施すためには (4)パワーアンプ回路への応用 |
1.5 | 1 |
| 5.オペアンプ回路設計実習 | (1)回路設計 イ.AC-DCコンバータ ロ.周波数スイープ可能なファンクション・ジェネレータ ハ.オペアンプと組み合わせたパワーアンプ回路 (2)回路解析 イ.シミュレータによる動作解析 (3)実機での動作検証と評価 |
5 | 4 |
| 6.まとめ | (1)実習の全体的な講評および確認・評価 |
1 | 1 |
| 訓練時間合計 | 12 | 9 |
| 使用器具等 | 実習用基板、直流電源、ファンクションジェネレータ、オシロスコープ、回路シミュレータ、マルチメータ、周波数特性分析器 |
|---|---|
| 養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
| 改訂日 | 2024.09 |
