カリキュラムシート
分類番号 A301-024-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | RLC回路の設計・評価技術 |
訓練対象者 | 電子機器の回路設計・開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | アナログ回路設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けたアナログ回路設計・測定実習を通して、実用的な回路の設計技術とその評価技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.受動部品の知識 | (1)受動部品の動作モデル (2)直流・交流での受動部品の動作 イ.抵抗回路の考え方と計算方法 ロ.コンデンサ回路の考え方と計算方法 ハ.コイル回路の考え方と計算方法 (3)回路設計実習 イ.電圧変換回路 ロ.電流検知回路 ハ.RLC回路(共振周波数) |
3 | 1.5 |
3.アナログ回路における受動部品の設計と評価 | (1)部品の役割と選定 イ.カップリングコンデンサの選定 ロ.チョークコイルの選定 (2)入出力特性 イ.過渡応答特性 ロ.周波数特性 (3)微分・積分回路の設計・評価実習 イ.RC回路の時定数 ロ.1次フィルタとしての動作(カットオフ周波数) |
3 | 1.5 |
4.総合実習 | (1)仕様の検討・提示 実習例:2次パッシブフィルタの設計・製作、電圧・電流計の設計・製作 (2)回路設計 (3)回路製作 (4)動作確認と特性の測定 (5)レビュー(評価) |
5 | 4 |
5.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 7.5 |
使用器具等 | オシロスコープ、ファンクションジェネレータ、ディジタルマルチメータ、直流電源、実習用基板 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |