カリキュラムシート
分類番号 A301-019-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | シミュレータを活用したアナログ回路設計技術 |
訓練対象者 | 電子回路又は制御機器の設計・開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | アナログ回路設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた回路設計実習およびシミュレーションを通して、電子回路シミュレータを活用した回路設計手法を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練コースの概要説明 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.シミュレータ活用ノウハウ | (1)回路シミュレータを活用することのメリットとデメリット (2)回路シミュレータを有効活用するには (3)SPICE系シミュレータの特徴 |
1 | |
3.シミュレータの活用事例 | (1)低周波増幅器の解析と実回路での動作検証 イ.バイアス電圧の確認 ロ.電源電圧が変動した場合の動作検証 ハ.周波数解析結果と実測データとの比較検証 ニ.過渡解析結果と実測データとの比較検証 ホ.温度に対する安定性評価 ヘ.歩留まりの予測 |
4 | 3 |
4.部品の特性を考慮したシミュレーション技法 | (1)現実の部品とシミュレーションモデルの違い (2)部品のモデリングと実回路への合わせ込み イ.コイルのモデリングとLC発振回路設計への応用 ロ.理想コンデンサと現実の特性 ハ.オペアンプをモデリングするには |
3 | 2 |
5.実回路との比較実習 | (1)回路設計 イ.定数設計 ロ.部品と回路方式の選定および解析 (2)実回路の製作 (3)実回路での動作検証と評価 |
3 | 3 |
6.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 8.5 |
使用器具等 | 実習用基板、直流電源、ファンクションジェネレータ、オシロスコープ、回路シミュレータ、マルチメータ、周波数特性分析器 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |