カリキュラムシート
分類番号 A301-018-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 回路シミュレータで広がる電子回路設計技術 |
訓練対象者 | 電子機器等の製造に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | アナログ回路設計の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けたアナログ回路のモデル化およびシミュレーション実習を通して、シミュレータを活用した電子回路設計技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)訓練の目的 (2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.回路シミュレータの概要 | (1)回路シミュレータの概要と利点 (2)回路シミュレータを用いた設計手順 (3)シミュレーションの利用方法と問題点 |
2 | 1 |
3.解析方法とその利用法 | (1)バイアスポイント解析 (2)DC解析 (3)過渡解析 (4)AC解析 |
2 | 2 |
4.応用解析 | (1)パラメトリック解析 (2)モンテカルロ解析 |
1 | 1 |
5.実用回路の解析 | (1)例題による実用回路の解析実習 イ.CR回路 ・ステップ応答と交流信号解析 ・AC解析と過渡解析の関係 ・ナイキスト線図による表現 ロ.トランジスタ増幅回路 ・トランジスタ増幅回路の設計 ・シミュレーションと測定結果の比較 ハ.フィードバック回路 ・負帰還回路について ・負帰還回路の安定性 ・発振回路(ウィーン・ブリッジ回路)について ・発振回路のオープンループ特性 |
3.5 | 2.5 |
6.シミュレーションモデル作成 | (1)プリミティブ・デバイス (2)アナログビヘイビアモデル (3)デバイスモデルとシンボルのリンク |
2.5 | 2 |
7.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
0.5 | 0.5 |
訓練時間合計 | 12 | 9 |
使用器具等 | 直流電源、オシロスコープ、ファンクションジェネレータ、実習用基板、マルチメータ、パソコン、回路シミュレータ |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2023.08 |