カリキュラムシート
分類番号 A301-012-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | アナログ信号処理技術とノイズ対策 |
訓練対象者 | 電子回路又は制御機器の設計・開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | アナログ回路設計の生産性の向上をめざして、適正化、安全性向上に向けたノイズ対策実習や回路設計・実装実習を通して、微小信号処理に欠かすことのできないノイズ対策を考慮した回路設計技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.回路内外のノイズ | (1)熱雑音とシミュレーションによる解析 (2)半導体で発生するノイズの解析と測定 イ.フリッカノイズ、ホワイトノイズ、分配ノイズ (3)外来ノイズとその影響 イ.静電結合、電磁誘導、電波 (4)ケーブルを伝わって混入するノイズと経路 イ.ノーマルモード/コモンモードノイズ |
3 | 1 |
3.ノイズ対策 | (1)電磁誘導、静電結合に対する対策と効果 (2)遮蔽による対策と効果 (3)差動増幅器と絶縁増幅器活用の効果 (4)コモンモードチョーク活用の効果 |
2 | 1 |
4.微小信号測定回路制作実習 | (1)ノイズ除去とS/Nを上げるための回路設計手法 イ.スーパーヘテロダインとイメージの除去 (2)実習課題(ロックインアンプ) イ.回路の仕様 ロ.プリアンプ、バンドパスフィルタ、乗算回路、PLL回路の設計 ハ.実機検証と評価・改善 |
5.5 | 5 |
5.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | 実習用基板、直流電源、発振器、オシロスコープ、回路シミュレータ、マルチメータ、周波数特性分析器 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |