カリキュラムシート
分類番号 A301-011-A
訓練分野 | 電気・電子系 |
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訓練コース | 実用電子回路設計ノウハウ |
訓練対象者 | 電子回路又は制御機器の設計・開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | アナログ回路設計の生産性の向上をめざして、適正化、最適化(改善)に向けた、シミュレーションや計測結果による検証を通して実用電子回路の設計・評価技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
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1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.シミュレータの活用 | (1)シミュレータの活用法 (2)各種解析手法 イ.DC解析 ロ.AC解析 ハ.トランジェント解析 |
1.5 | 1 |
3.回路設計 | (1)例題による回路設計実習 イ.パワーアンプの設計 ・ウイルソンカレントミラー回路 ・コンプリメンタリエミッタフォロア ・位相補償回路 ロ.AC-DCコンバータの設計 ・平均値検波回路 ・実効値検波回路 ハ.スイープファンクションジェネレータの設計 ・ダイオードブリッジを用いた方形波三角波発振回路 ・折れ線近似回路による正弦波の抽出 ・周波数スイープ回路 |
3 | 2 |
4.アナログ回路検証実習 | (1)回路解析 イ.アナログビヘービアモデルによる回路解析 ロ.過渡解析による出力波形の改善 ハ.周波数解析と位相補償法 ニ.FFT解析によるひずみ波の改善 (2)実機検証と評価 イ.周波数特性の測定と改善の有効性の確認 ロ.過渡応答と改善の有効性の確認 ハ.FFTを用いた高調波ひずみ改善の有効性確認 |
6 | 4 |
5.まとめ | (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 8 |
使用器具等 | 実習用基板、直流電源、ファンクションジェネレータ、オシロスコープ、回路シミュレータ、マルチメータ、周波数特性分析器 |
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養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2024.09 |