カリキュラムシート
分類番号 A301-006-A
| 訓練分野 | 電気・電子系 |
|---|---|
| 訓練コース | リニアアンプ設計技法 |
| 訓練対象者 | 電子回路設計・開発に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | アナログ回路設計の生産性の向上をめざして、最適化（改善）に向けた各種増幅器やその応用回路の設計・製作実習を通して、リニアアンプの設計技術および評価技術を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間（H） | うち実習・ まとめ（H） |
|---|---|---|---|
| １．コース概要及び留意事項 | （１）コースの目的 （２）専門的能力の現状確認 （３）安全上の留意事項 |
0.5 | |
| ２．トランジスタ回路の概要 | （１）バイポーラトランジスタの特性 （２）各種接地方式の確認 （３）入出力回路における動作点の設定 |
2 | 1 |
| ３．１段増幅回路の機能確認 | （１）トランジスタ１石アンプの製作 （２）入出力の直線性の確認 （３）直流アンプと交流アンプの考え方 （４）電圧利得の確認・検証 |
2.5 | 2 |
| ４．２段直結増幅回路設計製作実習 | （１）トランジスタ２石アンプの設計と製作 （２）直結アンプの優位性 （３）負荷線の移動による利得の設定とバイアスの決定 （４）負荷線の移動によるオフセットの調整 （５）負帰還による安定性と帯域の拡張 |
4 | 2 |
| ５．差動増幅回路の設計製作実習 | （１）差動増幅回路の必要性 （２）差動増幅器（３石）の設計と製作 イ．出力レベルとオフセット調整 ロ．定電流回路 （３）電圧増幅度と安定性を高めたトランジスタ５石アンプの設計・製作 （４）カスコード接続回路を付加した周波数帯域の拡張 |
4 | 2 |
| ６．リニアアンプ設計・製作実習 | （１）７石アンプの設計と製作 イ．回路設計と製作 ロ．発振防止対策 ハ．入出力波形の確認 ニ．外部オフセットと内部オフセットの調整 ホ．スルーレートと周波数特性 ヘ．入出力インピーダンスの確認 |
4 | 3 |
| ７．まとめ | （１）講評及び確認・評価 |
1 | 1 |
| 訓練時間合計 | 18 | 11 |
| 使用器具等 | 直流電源、オシロスコープ、ファンクションジェネレータ、実習用基板、回路計 |
|---|---|
| 養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
| 改訂日 | 2024.09 |