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カリキュラムシート

分類番号 A205-053-A

訓練分野 機械系
訓練コース 設計者CAEによる最適化機能を活用した構造設計技術
訓練対象者 設計部門及び解析業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者
訓練目標 高精度・軽量化する製品開発の生産性の向上をめざして、構造の効率化、適正化、最適化(改善)に向けた、部品形状の寸法最適化及び位相最適化演習を通して、設計入力の各種パラメータの影響度合いを理解し、構造設計に活かす技術を習得する。
教科の細目 内容 訓練時間(H) うち実習・
まとめ(H)
1.コース概要及び留意事項 (1)訓練の目的
(2)専門的能力の確認
(3)安全上の留意事項
0.5
2.最適化概要 (1)最適化とは
(2)最適化の分類(寸法最適化、形状最適化、位相最適化)
(3)実験計画法
(4)最適化適用事例の紹介
(5)構造設計における最適化機能の活用方法
1.5
3.寸法最適化 (1)寸法最適化とは
(2)寸法最適化における設定項目
  イ.ゴール(質量、体積、固有値、座屈安全率等)
  ロ.設計変数(各種寸法)
  ハ.制約条件(応力、ひずみ、変位、固有値等)
(3)寸法最適化演習
2.5 2
4.位相最適化(トポロジー最適化) (1)位相最適化(トポロジー最適化)とは
(2)位相最適化における設定項目
  イ.ゴール(最適な剛性対重量比、最大変位を最小化、
                         質量を最小化)
  ロ.制約条件(変位制約、質量制約、固有値制約、
                       応力/安全率制約)
  ハ.製造制御(保持領域、離型方向、対称制御)
(3)位相最適化演習
3 2.5
5.総合課題演習 (1)課題の説明(仕様の確認)
(2)構造解析及び最適化演習
(3)最適化結果の評価と活用
  イ.最適化する前と後の比較評価(力の流れ、応力、変位)
  ロ.生産性及び生産コストの評価
  ハ.最適化結果をもとにした構造設計への活用
4 3.5
6.まとめ (1)質疑応答
(2)講評・評価
0.5 0.5
  訓練時間合計 12 8.5
使用器具等 3次元CAD/CAEシステム、関数電卓
養成する能力 生産性の向上を実現できる能力
改訂日 2022.08

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