カリキュラムシート
分類番号 A205-025-A
訓練分野 | 機械系 |
---|---|
訓練コース | 成形製品設計のための樹脂流動解析技術 |
訓練対象者 | 樹脂製品の設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
訓練目標 | プラスチック射出成形金型の試作/解析/評価の生産性の向上をめざして、効率化、適正化、最適化(改善)に向けた設計者が理解しておくべき射出成形及び樹脂流動の現象を実成形作業を通じて把握し、樹脂流動の成否に焦点を当てた製品評価技術を習得する。 |
教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
---|---|---|---|
1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
2.射出成形概論 | (1)射出成形材料の種類と特性 (2)射出成形方法と成形条件 (3)金型内部での樹脂の流れの分析 |
2.5 | |
3.流動解析モデルの作成 | (1)流動対象モデル作成準備 (2)製品への取付けゲートの選択 (3)金型内での配置を意識したゲートの付加作業 |
3 | 2 |
4.解析モデルの検証 | (1)作成モデルへの充填解析 (2)成形不良の種類(ウエルド、ショートショット、焼け) (3)充填不良に対する対策 (4)ゲート方案の見直し及び再解析 |
3 | 2 |
5.実機による検証 | (1)作成モデル金型による成形作業 (2)初期ゲートによる成形作業及び不良箇所の確認 (3)改良ゲートによる成形作業 |
2 | 2 |
6.まとめ | (1)実作業とシミュレーションの相違点 (2)訓練コース内容のまとめ (3)質疑応答・総括 |
1 | 1 |
訓練時間合計 | 12 | 7 |
使用器具等 | 射出成形機、射出成形用金型、3次元CAD/CAEシステム |
---|---|
養成する能力 | 生産性の向上を実現できる能力 |
改訂日 | 2022.08 |