カリキュラムシート
分類番号 A204-008-A
| 訓練分野 | 機械系 |
|---|---|
| 訓練コース | 鍛造工程設計におけるCAEの活用 |
| 訓練対象者 | 冷間鍛造工程設計又は冷間鍛造型設計業務に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う者又はその候補者 |
| 訓練目標 | 鍛造加工の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けた加工実績のある製品の鍛造シミュレーションの活用を通して、多段成形で製造する製品の工程設計段階における鍛造解析のポイントと解析結果を活用した金型設計、成形方案を開発する技術を習得する。 |
| 教科の細目 | 内容 | 訓練時間(H) | うち実習・ まとめ(H) |
|---|---|---|---|
| 1.コース概要及び留意事項 | (1)コースの目的 (2)専門的能力の現状確認 (3)安全上の留意事項 |
0.5 | |
| 2.解析の数理 | (1)鍛造解析の数理 イ.剛塑性有限要素法 ロ.Update Lagrange法 (2)要素の表現 イ.リメッシング併用工具固定要素法 ロ.空間固定要素と工具固定要素の特徴 ハ.工具と素材の表現 |
1.5 | |
| 3.解析の実際 | (1)計算に必要な材料データの理論 (2)CADによる形状作成とデータの受け渡し法 (3)プリ処理 イ.工具、素材の定義 ロ.工具速度条件、摩擦条件 ハ.材料データの定義、そのほか設定 (4)ポスト処理 イ.成形欠陥の予測 ロ.素材流動速度、鍛流線、延性破壊情報 ハ.工具寿命の評価 ニ.プレス設備の検討 |
4 | |
| 4.解析実習 | (1)基本工程解析実習 イ.据え込み、前後方押出加工 (2)高難易度加工工程解析実習 イ.閉塞鍛造工程 ロ.背圧利用鍛造工程 |
6 | 5 |
| 5.解析結果の利用 | (1)変形方案を検討するための解析結果の利用 (2)中間焼鈍工程の適切管理条件の検討 (3)金型構造設計計算と解析結果の利用 |
2 | 2 |
| 6.総合設計実習 | (1)金型構造設計実習 (2)変形方案設計実習 |
3 | 3 |
| 7.まとめ | (1)質疑応答 (2)訓練コース内容のまとめ (3)講評・評価 |
1 | 1 |
| 訓練時間合計 | 18 | 11 |
| 使用器具等 | 剛塑性有限要素法解析ソフト、フォージング型(数種)、モデラ |
|---|---|
| 養成する能力 | 新たな品質の創造又は製品を生み出すことができる能力 |
| 改訂日 | 2022.08 |
