平成8年度の専門課程修了式はさる2月24日,研究課程修了式および長期課程卒業式は3月25日に合同で行われました。
平成9年度入学式は,平成9年4月8日に全課程合同で行われました。
平成8年度の研究課程修了者および長期課程卒業者の進路状況,また,平成9年度の入学状況は,それぞれ表のとおりです(いずれも平成9年3月31日現在)。
平成9年度専門課程入学状況
専門課程については次のとおりです。
塑性加工科1(1),電子科1(1),コンピュータ制御科1(1),建築科1(1),配管科1(1),メカトロニクス科4(3),情報処理科2(0)の計11(8)名。()内は6ヵ月訓練で内数です。
さる2月26日から28日の3日間,職業能力開発大学校において,「“ものづくり”新たな展開と人材育成」をメインテーマに「職業能力開発短期大学校卒業制作・研究発表会」および「職業能力開発事業研究開発発表会」(主催:雇用促進事業団)が開催されました。期間中,人材高度化支援事業認定団体,事業主団体等から600名を超える参加がありました。研究開発発表や展示をご覧になったり,能開大キャンパスの施設見学をなさったりしておられました。
本校における国費外国人留学生受け入れ制度は,平成4年10月より開始され,毎年10名の留学生をインドネシア,マレーシア,フィリピンおよびタイの4ヵ月から受け入れています。
その第1期生に当たる皆さんがさる3月25日長期課程を無事卒業しましたが,同月11日には卒業を記念して本校体育館前に記念植樹をすませました。
【広報普及室より】自作教材の活用状況と平成8年度提供された自作教材一覧
研修研究センターでは,平成2年度から全国の職業能力開発施設または指導員の方々のご理解により,自作教材の情報交流に努めています。各職業能力開発施設では,優れた自作教材が指導員の方々の手により作成されていますが,これらの教材は指導員個々人や各職業能力開発施設単位での活用にとどまっているのが実情です。
そこで,研修研究センターでは,この優れた自作教材を職業能力開発界全体の共有財産として多くの人々に活用され,指導員間の情報交流の一助となるよう,ご提供いただいた自作教材を「自作教材リスト」(教材情報資料№53・平成9年3月に刊行。掲載数テキスト教材456点,ソフト・ビデオ教材79点,UITnet(パソコン通信)により利用できる教材を含む)としてまとめています。
平成8年度も自作教材を多くの方が活用されましたので,その利用状況について報告いたします。
平成8年度に問い合わせがあった件数(人数)は,平成9年3月末で63件(人)174冊でした。
教材コンクール応募者からの作品の提供をはじめ,表1のような自作教材が新たに提供されましたので,お知らせいたします。
「自作教材リスト」は指導員の方々の情報交流の一助となることを第一の目的としていますので,提供された教材を使用してみての問題点・感想ではなく,「このように改善しましたがどうか,あるいは,自分はこのような教材を作成し,使用しているがどうか」といった具体的・建設的な意見交換をお願いします。
自作教材の情報交流は,各指導員や各職業能力開発施設の方々のご協力なくして成り立ちません。研修研究センターでは,今後も教材の充実,教育訓練の発展に努めてまいりますので,皆さまのご協力をお願いいたします。
なお,自作教材に関する問い合わせは下記までお願いします。
研修研究センター 広報普及室
TEL 0427-63-9047(ダイヤルイン)
FAX 0427-63-9048