工場長チェック

金型設計者の責任で現場が動くため、工場長が誤りをチェックし指摘します。
例)仕様書と合わない部分がある。
設計の中身より、現場指示図(リスト)の指示もれがあったりするため、設計者を尊重しつつ、現場でやりやすいよう完成後、反省会を実施することもあります。

加工データ・製作スケジュール作成

金型設計者は、金型製作の流れを想定しながら、加工がスムーズに流れるよう加工現場に伝えなくてはなりません。必要に応じて金型の強度や樹脂の流れのシミュレーション等もこの工程で実施します。先に仕上げておかなくてはならない部品や、材料の納期を考え加工現場に無理や、無駄が起きないよう金型完成までの全体を想定しながら工程を組んでいきます。NC加工やワイヤー加工等の加工で必要となる加工プログラムの作成もこの工程で行います。しかし、考えすぎて、部品点数が多くなり、加工段取りが困難になったり、コマ割りが複雑になり負担にならないよう、注意も必要です。