2023年2号「技能と技術」誌312号
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平成23年度 最優秀賞長野県長野技術専門校におけるこれまでの表紙デザイン入賞作品インタビュー風景平成30年度 最優秀賞ラフプランから完成版までの過程-23-のようなコンセプトで作成されていたのかを調べました。-表紙デザインに応募したきっかけは?授業の一環で応募しました。ただ,その前からデザインに力を入れたいと思っていたので,応募が自由だと先生に言われたとしても参加していたと思います。入賞したらネットに載ることはメリットがあると考えていました。-今回の作品のコンセプトは? 「技能と技術」誌のコンセプトからポケモンや妖怪ウォッチのような『進化』するというイメージが浮かび,それをコンセプトにしました。進化の瞬間(=卵からふ化し成長する)を表現するには,どうしたらいいか考えました。球体(思い)と多角形(技能)が結び合うことによって立方体(人)が『進化』していくことを表しました。自分は,作文などを書くのが苦手なので,同じような人に視覚的・直観的に伝わる作品を作りたいなと思い,これを表現をすればこう伝わるのではないかと考えながら作り上げていきました。作り上げていく過程は,すごく楽しい作業を行えました。-作品を作り上げていくプロセスや作業の中で感じたこと・工夫したことは?デザイン概論の授業の中で,構成を考えるときのバランスや表現の仕方を教えていただいたことは,大きかったです。特に無理図形について授業は今回-貴校は以前にも入賞者を出していらっしゃいますが,やはり創作しやすい学校の環境やカリキュラムなのですか?自分で時間を作ろうと思えば,朝早くから昼休みも学校を利用させてもらうことができました。先生方にはたくさん質問をしました。質問しやすい環境を先生方が作ってくださっているところが大きいのではないかと思います。自分は先生方を独り占めしたいと思うほど,質問をしていましたので,対応してくださった先生方に感謝しています。-次に,「技能と技術」誌の表紙デザインを作り上げていくコンセプト設定やプロセスについてお伺いします。 まずは,「技能と技術」誌をご存じでしたか?見たことはなかったです。入学してから応募するにあたり,一通り見てみました。また,画像検索などをして,これまでの「技能と技術」誌の表紙がど

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