2022年2号「技能と技術」誌308号
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参考文献(1)岡部匡伸:「ラジオの技術・産業の百年史 大衆メディアの(2)NHK放送文化研究所編:「20世紀放送史 資料編」,NHK出(3)放送事業の基盤強化に関する検討分科会:「AMラジオ放送のあり方に関する取りまとめ」,総務省HP,https://www.soumu.go.jp/main_content/000642385.pdf(令和4年3月31日閲覧)(4)高橋雄造:「ラジオの歴史 工作の<文化>と電子工業のあ(5)日本放送協会:「放送50年史 資料編」,NHK出版,1977(6)田原啓祐:「関東大震災後における逓信事業の復旧と善後(7)稲田三之助:「震火災による有線及無線電信電話の被害」,(8)小林健二:「ぼくらの鉱石ラジオ」,筑摩書房,1997(9)奥中恒一:「實用無線電話の解説」,弘文社,大正14(10)原田三夫:「誰にもわかるラヂオの製作と原理」,誠文堂,(11)原田三夫:「高級ラヂオの製作と原理」,誠文堂,大正15(12)岩城良次郎:「商品のライフサイクル―オーディオ用真空管の技術史を事例として―,一橋大学研究年報.自然科学研究,vol.18,pp1-14,1978(13)奥中恒一:「最新ラヂオ受信機の組立と部分品の作り方」,問題がある。したがって筆者らは,市販されているゲルマニウムダイオード(例えば,1N60など)も別途用意し,ゲルマニウムダイオードを検波器として取り付け,正常に感受できることを確認したのちに,鉱石検波器に取り換えて接触点の調整を行った。本稿では,ラジオ放送開始100周年に際し,当時の受信機を再現することを目的として,その歴史を調査するとともに,鉱石ラジオに用いられる鉱石検波器について調査と検討を行った。その結果,鉱石検波器については,方鉛鉱およびタングステン針を用い,その表面は800番の紙やすりで研磨することによって,比較的安定な鉱石検波器を得られることが分かった。続報にて,コイルとコンデンサ,および空中線(アンテナ)と接地(アース)についての検討結果を報告する。誕生と変遷」,勉誠出版,2021版,2003ゆみ」,法政大学出版,2011策」,逓信総合博物館研究紀要,第4号,pp10-pp36,2013電気學會雑誌,Vol.43No.424,pp845-858,1923大正14弘文社,大正14-30-(14)小山和三郎:「檢波用方鉛鑛の化學的研究」,電気學會雑誌,Vol.49No.489,pp450-515,1929(15)中原裕一:「檢波用鑛石の電氣的破壊機構に就いて」,電気學會雑誌,Vol.69No.734,pp381-382,1949(16)宮田聰:「半導體の整流作用」,電気學會雑誌,Vol.62No.645,pp223-226,1942(17)川上正光:「電子回路Ⅴ」,共立全書,昭和33(18)濱地常康:「真空管式無線電話の實験」,誠文堂,大正13(19)高橋清,伊藤司郎:「方鉛鉱の微量成分について―東北日本内帯および西南北海道鉱床区の方鉛鉱―」,地質調査月報,vol.12,10号,pp783-798,1961(20)「ラヂオ年鑑(1926年度)」,誠文堂書店,大正14(21)KanzakiRadioShack:「CrystalRadio&GermaniumRadio」,http://home.att.ne.jp/lemon/kanzaki/newpage6.html,(令和3年11月12日閲覧)(22)松平道夫,酒井忠毅:「ラヂオの實地製作法」,文陽堂,大正155.まとめ

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