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図4 各社アピールタイム図5 個別ブースでの説明図3 合同就職説明会開催の案内ティングを実施。持病や障がいを抱える受講者については,介護科指導員の経験がある職員も交え,支援体制を構築。応募先が見つからない,年齢で応募を断られる場合は,求人担当と相談。③指導員とアドバイザー等との報連相の徹底受講者との相談や就職活動の状況について,その都度,指導員とアドバイザー等が互いに報告し,以降の支援の方針・方策について相談。受講者第二係は,ミーティングにおいて,各コースの現況と支援方針を共有。連携という点では,施設内だけでなく,他機関との連携体制も構築してきた。そのひとつは,岡山労働局との連携で,平成26年度から段階的に取り組んだ。①合同就職説明会の開催[平成26年度末~]受講者を対象とする合同就職説明会を共同開催。当センターから岡山労働局に対象科の希望職種と希望勤務地の情報を提供し,岡山労働局が参加事業所を募集・決定して事業所に通知。配布資料の準備,会場設営及び終了後の施設見学は,当センターが担当(図3,図4,図5)。②就職状況の相互確認[平成27年度~]コース終了2ヶ月後に当センターから岡山労働局経由で管轄のハローワークに就職状況を提供し,3ヶ月目にハローワークから当センターに追加情報を提供。③ハローワークでの相談対応の依頼[平成29年度9月~]就職が決定していない受講者に,コース終了月の訓練休にハローワークで相談することを勧奨。活動状況が芳しくないコースについては,個々の状況と課題を岡山労働局に情報提供し,ハローワークにそれぞれの課題に応じた相談を依頼。上記①は,機械関係,電気関係,住宅関係,生産管理・ICT関係とグループ分けして,グループごとに開催し,各回10社募集する。各社5分のアピールのあと,個別ブースで詳しい説明等をする。個別面談後,希望者は書類選考なしで企業面接を受けるこ-14-とができる。担任をはじめ職員が,受講者に積極的な参加を促し,会場においても個別ブースへの誘導を行う。応募のためだけでなく,求人企業の考え,就職に必要なスキルなど熱心に聴き入る受講者の姿が印象的である。この説明会後,就職活動のムードが高まり,受講者が見学や応募など積極的に行動する傾向が見受けられる。これまでにのべ16回開催し,各回平均2~3名が就職決定した。また,上記②により,なかなか連絡がつかない修了生がすでに勤務していることが判明し,昼休憩や帰宅していると思われる時間帯に連絡をとって,就職確認ができた事例がある。上記③については,平成30年4月開講コースからは,就職活動が芳しくない受講者には,コース終了月にハローワークで相談するよう案内することとなった。雰囲気づくりは,各コースだけでなく,センターとしても行っており,主な取組は次の3点である。①メッセージの掲示就職決定時や修了時に,受講を検討している方や

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