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図14 複合移動型探検ロボット[平成29年度]https://youtu.be/nJ2mngYTfS4図15 制作物の動画[平成29年12月25日現在]図16 複合移動型ロボットのスプリント図17 GUGEN2017の出展(東京秋葉原)<参考文献>2017年12月25日現在,今年度は遠方や人が入りにくい狭小空間を移動する「探検ロボット」を制作したいと学生5名から要望が上がった。ただし,多脚とクローラのどちらを使うかで議論が長引き,最終的には両方利用した複合型として制作を進めた。図14に2スプリント目を終えた制作物,図15に動画用URI,図16に開発経過,図17に12月に2スプリント目の評価を受けるために参加した全国の商品化を目指すベンチャー企業が競う日本最大級ハードウェア-6-(1) 総務省 情報通信国際戦略局:IoTを巡る技術動向と今後の展開(http://www.hats.gr.jp/japanese/seminar/2015/02.pdf)(2) JR-EAST Innovation 2015:IoT:AIが変える、未来の鉄道のオペレーション (https://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_54/tech-54-01-06.pdf)(3) Jeff Sutherland:スクラム 仕事が4倍速くなる”世界標準”のチーム戦術(2015)(4) IPA:アジャイル型開発におけるプラクティス活用リファレンスガイド(2013)コンテストGUGEN2017の出展風景を示す。創造性が高いベンチャー企業のエンジニアから多くの評価と製品化するうえで足りない部分の整理をすることができた。この結果を受けて3スプリント目を1月から取り組む予定である。ものづくりの道具として今回はアジャイル開発手法を適用し,ものづくりを進める自由と権限を学生に与え,尊重することでモチベーションを維持することが出来た。また,限りある時間の中で実物の動作を確認しながら,機構外の方々からも認められるIoT機器を制作できた。これは仲間と指導員だけではなく,制作物の利用者と十分なコミュニケーションがとれたためである。これからも訓練生・学生・技術者のために多くの職業訓練の現場を見ながら,笑顔でできる効果・効率の良い訓練技法を模索していきたい。6.今年度の取り組み7.最後に

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