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図 3 スマホピッチングマシーン[平成27年度]図4 全方向移動ロボット[平成28年度]平成27年度https://goo.gl/MIBX1B図5 制作物の動画図6 スマホピッチングマシーンのスプリント図7 スマホピッチングマシーンの評価結果平成28年度https://goo.gl/jjZlQB-3-4.1 昨年度までの制作物本指導方法による昨年度までの制作物を図3,4に示す。いずれも図中左のスマートフォン(以下,「スマホ」という。)の画面で操作でき,利用状況を記録できる。これらの機能は親子モノづくり教室,いわた産業振興フェア,オープンソースカンファレンス(以下,「OSC」という。)等の出展を通じて,様々な意見・要望をヒアリングし構築した。これらの動画を閲覧するためのURIとQRコードを図5に示す。4.2 スマホピッチングマシーンの開発経緯平成27年度での制作ではスマホゲームが好きではあるが運動が苦手な学生3名が課題に取り組んだ。リリースプランニングにより学生は,スマホゲームで選んだ投手の球種・速度の結果を実際のピッチングマシーンに反映するものを企画した。指導員からは,スマホ(Android)からマイコン(Arduino uno)へWi-Fiを利用して数値を送るプログラムと,スマホ(Android)上で静止画を一定時間で切り替えるプログラムを最初に提供した。その後,学生たちはモータとキャスターの車輪,アルミフレームを基に球の射出機構を組み立て,1スプリント目を迎えた。その後の経緯を図6に示す。スプリントレビューでは,1スプリント目に親子モノづくり教室で,子供を中心に要望を聞き,2スプリント目ではOSCにてヒアリングを行った。図7にOSCでの評価結果を示す。制作物は,ポリテックビジョンで賞を受賞するなど一定の評価を得た。一方で以下のような課題が学生から提言された。4.制作物

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