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図10 電気配線図12 電気配線を施した木造家屋模型図13 模型の機能図11 照明の点灯図14 模型教材の使い方-23-6.1 模型の機能模型の機能は,図13に示す通りである。6.2 模型教材の使い方模型教材の使い方は,図14に示す通りである。受講生は,模型教材を見てから電気配線の分岐回路の演習課題に取り組むことになるが,初学者には模型と分岐回路の演習課題が結びつかないことが危惧される。そこで,本教材は模型全体の電気配線に作業分析を行い(表2),模型と対応した演習課題を作成することで,ケーブル工事の全体像がより理解しやすくなると考えた。演習課題は,基本課題と応用課題の2つからなっている。応用課題は,本模型教材の分岐回路の①~④をそのまま課題としている(図15)。そのため,応用課題の4題の施工を終えると,おおむね小規模の一軒家の電気工事を体験したことになる。しかし,いきなり応用課題から始めると受講生にとってはハードルが高いと考えられるため,当該分岐回路の施工についての作業分析を実施し,共通した作業6.模型教材の機能と使い方7.作業分析を用いた演習課題

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