3/2017
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写真01:建物外観(写真:角本)写真02:台所及び食堂(写真:角本)写真03:廊下及び手摺(写真:角本)写真04:階段部の卒業生製作の絵(写真:角本)写真05:各室の扉仕様(写真:角本)写真06:各室の扉仕様(写真:角本)写真07:各ユニットのイベントプログラム(写真:角本)写真08:ハワイアンの催し(写真:角本)アホームは,障害者の地域での自立した生活を進めるため重要な役割を果たしていると,述べられている。身障者の方々の就労支援の一環としては,通常授産所などの訓練施設がある。色々な形での支援体制が取れれば,そこに循環型のサイクルが生まれ,持続型の好循環が生まれる。私たちの社会に於いては,色々な局面に於いて,この循環型のサイクルの形成が今求められている。2.1 見学事例として一つ目の施設は,以前には小学校として使用されていた建物が,見学(2015年11月28日実施)当時は高齢者向けの福祉型施設として,再利用されている事例である。地元の方々の強い要望も有って,建物の姿(写真01参照)は残す形で,中の使用目的を変える事で対応している。ここは品川区立の杜松ホームで,京浜東北線の大井町から徒歩で20分位の距離にある。当初は,小規模多機能型居宅介護施設として発足したとの事で,その後は看護小規模多機能型居宅介護も付与して,医療依存度の必要な方の受け入れも可能となったとの事。今は,幾つかの複合型の機能で構成されている地域密着型特別養護老人ホームと緊急ショートステイと看護小規模多機能型居宅介護と認知症高齢者グループホームから構成されている。-19-

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