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稿した動画を紹介する。動画配信サイトYoutubeにて「ヨーヨー型電子楽器」と検索か,下記のURLにアクセス。https://www.youtube.com/watch?v=vmUrxnxbLlM&t=20s最後に,本開発が出展・紹介されたイベントを以下に列記する。【2012年度】・秋葉原電子工作コンテスト(現:GUGEN)出場⇒審査員特別賞オリジナルマインド賞受賞・全国手づくり楽器アイデアコンテスト2012出場,⇒会長賞(最優秀賞)受賞 会長賞を受賞したことにより,下記のメディアでの取材があった。○新聞 読売新聞(2月2日夕刊) 埼玉新聞(2月4日) 神奈川新聞○テレビ テレビ神奈川(2月24日)○ラジオ TOKYO FMクロノス(2月1日) かわさきエフエム(1月24日)【2013年度】・三井 実,松本 宏行,星野 貴也,飯嶋 瑞生,特許出願“ヨーヨー型電子楽器”,特願2013-153489・MakerFaireTokyo2013出展,11月3-4日・コラボさいたま2013出展,11月8-10日【2014年度】・ヤマハ株式会社の浜松工場にて技術交流会・楽器フェア2014 出展,11月21-23日ヨーヨー型電子楽器の最終的な形態として,スマートフォンで扱えるようにするのが最適であると考える。現状では,ヨーヨーだけでなく,受信機・制御装置・MIDI音源が必要である。これら役割をスマートフォンに担わせるのである。この楽器をよ-36-[1] 三井実,“マイコンを用いた電子楽器開発記①~「無弦チェロ」の開発~”,技能と技術20171号,2017年3月[2] 星野貴也,“ヨーヨー型電子楽器の研究開発-制御用ハードウェア・ソフトウェアの開発-”,ものつくり大学卒業論文,2013年3月[3] 飯嶋瑞生,“ヨーヨー型電子楽器の研究・開発”,ものつくり大学卒業論文,2013年3月[4] 総合ヨーヨー情報サイトGIOY http://www.yo-yo.jp/ 本投稿にあたり,研究内容の公開や,写真・図等の使用を快諾してくれた小生研究室OBの星野貴也君,ものつくり大学製造学科 松本研究室OBの飯嶋瑞生君に深く感謝します。り手軽にするために,スマートフォンとヨーヨーのみでパフォーマンスできるようになることが望ましい。将来的にはスマートフォンの専用アプリケーションを開発し,ユーザーインターフェースの完成度を高めることにより,よりスマートで扱いやすいツールになる。最後に,一番の問題点は,前稿の“無限チェロ”もそうであるが,“チェロが弾ける”とか,今回のように“ヨーヨーが上手い”とか,専門の技術を持った学生が卒業すると同時に開発が止まってしまうことである。しかしながら,コーヒーブレークから発したアイディアを具現化して最終的には製品が並ぶ楽器フェアにまで出展できたことは,学生にとっても筆者にとっても貴重な経験になったことを強調したい。<参考文献><謝辞>5.今後の課題

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