2/2016
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表3 サービスとホスピタリティの追求要素比較表1,表2の通り,服部はホスピタリティ・マネジメントにおいてはそれぞれの要素群に要素が存在し,さらにそれぞれの要素には因子が存在するとしている。各要素,各因子ともに細分化されているが,鉄道における各種業務においては要素・因子ともにそれぞれ重複する部分が数多く存在するため,要素分析は要素群の中で括ることとしたい。厳密には要素群の中でも重複するが,主要な業務にフォーカスして分析することとする。-24-表2の相関図にある通り,鉄道の業務については各ホスピタリティの要素群に当てはまることを示した。問題点は,大規模機器操作業務が大半を占めるため,大半がマニュアル操作可能であるものの,人的なサービスについては限定的であると同時に機能的にならざるを得ないことである。機能的要素群で人的サービスに言及している部分は限られている。4. 鉄道業界における人的対応向上

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