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表3 ものづくり体験学習プログラム一覧図5 中学生による造園作業体験(四つ目垣製作)<参考>月までの間に、1日1校の受入れを基本に体験学習を実施しているところです。アンケート結果を見ますと、約9割の生徒が「楽しかった」「ものづくりやその仕事に興味を持った」と答え、教員についても約9割が「来年度も希望する」としており、好評を得ています。図5は中学生による造園作業体験学習の受講風景です。中学生たちが、造園技能士から「竹の性質」や造園特有の「男結び」を学び、四つ目垣づくりを体験します。(2) ものづくり体験講座大型連休や夏休み・冬休み等に中学生だけでなく小学生から大人までを対象に、「ひょうごの匠」や-35-(1)兵庫県立ものづくり大学校http://www.monodai.ac.jp/(2)兵庫県立ものづくり大学校ものづくり体験館http://www.taikenkan.monodai.ac.jp/企業OBに加えて地場産業の職人等を講師として、親子でものづくり体験ができる「親子工作教室」や、夏休み期間に中学校の技術・家庭科教員を対象とした「教員体験会」などの講座を開催しています。平成26年度には117講座1,636人が参加し、平成27年度も夏休みまでで92講座1,122人が受講し、体験館内は子どもたちの元気な声であふれました。本校「ものづくり大学校」は、はじめに述べたとおり「姫路職業能力開発校」と「ものづくり体験館」の二つからなり、小中学生、新規学卒者、離転職者、企業等の在職者、そして小中学生の親までを対象者として、義務教育段階からキャリア形成の各段階に応じた、総合的・体系的な人材育成拠点としての役割を果たすことを目的として設置されました。「ものづくり大学校」は開校以来5年目となりますが、各方面のご支援ご協力により、その目的を着実に果たしつつあるとの評価も頂いているところであり、今後とも職員一同兵庫のものづくりに資するよう鋭意努力してまいりたいと思っています。4. おわりに

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