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訓練展開イメージ図【教育訓練目標】ICTが社会に浸透し、知識経済化が加速しつつある中で、知識経済を支える高度な人材が不足している。特に、ICTと他分野(行政、経営、金融、医療、教育など)を融合し、業務のイノベーションを達成できる人材が求められている。情報通信サービス科では、ICTの基盤技術である情報処理データベース、通信ネットワーク、Web技術などを習得し、これらの技術を複合利活用することで、他分野との情報連携が出来るICTエンジニアを育成する。【主な実習課題】・ソフトウェア制作実習・データベース構築実習・ネットワーク構築実習・Webデザイン・アプリ開発実習・業務管理システム構築実習・携帯アプリケーション開発実習(Android)・CAD実習この機構本部から提示された概要を基に当校で検討した内容は、以下の様である。○新科の名称については、ICT(情報通信技術)と「お客様に対して「満足」を提供する」、つまり有形無形の商品(財)を提供することに主眼を置くことから、サービスという言葉を使用することとした。そして、これらを組み合わせた科名として、-27-「情報通信サービス科」という名称を採用した。○情報と通信、そしてサービスにかかる技能・技術を修得するために必要となるカリキュラム内容を検討する。【主なカリキュラム内容】<施設内>○一般教養科目:キャリア形成論、ヒューマンスキル、知的財産権論○学科:情報数学、機械概論、生産工学、建築概論、安全衛生、データベース、ネットワーク、Webデザイン、機械CAD、建築CAD○実習:ソフトウェア工学基本実習、計算機工学演習、ソフトウェア制作実習、データベース実習、ネットワーク実習、CAD実習、問題解決実習<施設外>○企業実習:委託型企業実習、就労型企業実習ポリテクカレッジが実施している「ものづくり」に掛かる訓練は、即戦力の実践技術者を養成するための訓練であり、理論や思考に留まらない実践を伴った訓練を実施し、俗に言う腕を兼ね備えた人材を育成する訓練を実施している。このため、どうしても多種多様な訓練機材を必要とする。また、それらはコストパフォーマンスに優れた実機である。訓6. 情報通信サービス科の設備機器

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