2/2015
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表2 1期生から40期生までの入所者数及び修了者数<調査結果1>①昭和49年度から平成16年度(1期生~31期生)までは,2年訓練(入所者数741人,修了者数646人)で,平成17年度以降(32期生~40期生)は,1年訓練(入所者数258人,修了者数236人)である.<参考4> 訓練の実績図1 大阪市における事業所の所在地<調査結果2>①採用時年齢は,20歳代が38人で,10歳代が表3 事業所の規模及び所在地入所者数は,999人であり,このうち,修了者数は,昭和51年3月から平成26年3月までの39年間に882人である.また,平成23年度から平成26年度の訓練の実績は,<参考4>のとおり入所率,就職率とも100%と良好である.②昭和49年度以降これまでの訓練の修了率は,88.3%(882人÷999人)である.③入所者数のうち、女性の割合は、1.7%(17人÷999人)である。4.2  事業所の概要調査した12事業所は,全てが運輸業(港湾運送業,倉庫業,運輸に附帯するサービス業)で,その従業員数及び所在地は,表3のとおりである.所在地では,大阪港湾に隣接する大阪市の此花区,港区,大正区,住之江区が全体の91.7%(11事業所)で,そのうち,港区が8事業所と最も多かった.また,従業員300人以下の中小企業が全体の66.7%(8事業所)である.-30-4.3  修了者に対する事業所の評価等調査した64人の修了者は,全て男性で,採用時の年齢が,20歳代と10歳代で,直近3年間の職務内容は,港湾分所の訓練内容に関連する船内作業,沿岸作業,倉庫作業であった.(詳細は<調査結果2>を参照)修了者に対する事業所の評価は,表4のとおり「①仕事に対する姿勢が前向きである.」,「②職務に必要な技能・知識を習得している.」,「③一般採用と比較して技能レベルが優れている.」と極めて良好であり,訓練修了後に就職した事業所への定着率も89.1%(57人÷64人))と良好であった.26人である.②直近3年間の職務内容は,船内作業が17人,  沿岸作業が23人,倉庫作業が24人と全員が港湾分所の訓練内容に関する作業であった.③修了者に対する事業所の評価は,表4のとおりであった.④訓練修了後に就職した事業所に引き続き働いている者は,57人(定着率89.1%(57人÷64人))であった

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