1/2015
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写真3 最優秀作品⑴ 参加・見学者数 ・選手; ・審査員(外部の学識経験者・有識者); ・協賛団体・企業等 ・電気系教育訓練機関 ・報道 ・組合員関係⑵ 競技について①技能競技(実技)(180分)a.競技方法  選手1名により課題に基づき競技パネルに作品を完成させる。b.課題  電気工事の必須技術・技能に時代のトレンドを加味した課題とした。基本的な配管・配線工事に加え,計測ユニット・HEMSコントローラーなどの最新技術を盛り込んだ(図1,写真3)。 課題は事前公表につき,当日,寸法やボックス位置等の変更をした課題で競技を行い,仕様変更への対応力も審査した。②学科競技(30分)a.第二種電気工事士試験相当の設問(5問)  実務に沿った問題(施設方法,法規に関する問題)とし,電気の安全に主眼を置いた。-13-⑶ 所感・今後の課題等について・「電気工事の必須技術・技能」と「技術進歩等を考慮した新材料の採用」を加味した競技課題であり,高度な技術が求められたものであったが,全国各地の予選を勝ち抜いた選手であったため,総じてスペシャリストの名にふさわしい競技結果となった。b.下記ⅰ~ⅳに関連する文章問題 ⅰ.現在,電気工事業界の問題となっている事項に関する設問(竣工検査における接地工事不良に関する問題,また誤結線に関する問題等)30名5名;179名;24名;12名;1,440名合計=1,690名 ⅱ.全日電工連が取り組んできた事業のうちか ⅲ.危険予知,安全作業に関する設問 ⅳ.その他関連する事項についての設問c.設問抜粋 ⑴ケーブル工事による低圧屋内配線で,ケーブルとガス管と接近する場合の工事方法として「電気設備の技術基準の解釈」にはどのように記述されているか。  イ.ガス管とは接触しないように施設するこ  ロ.ガス管と接触してもよい。  ハ.ガス管との離隔距離を10(cm)以上とす  ニ.ガス管との離隔距離を30(cm)以上とす ⑵使用電圧が低圧の電路において,絶縁抵抗測定が困難であったため,使用電圧が加わった状態で漏えい電流により絶縁機能を確認した。「電気設備の技術基準の解釈」に定める絶縁機能を有していると判断できる漏えい電流の最大値(mA)は。  イ.0.1  ロ.0.2  ハ.1  ニ.2・住宅・非住宅において,スマート化が進んでおり,商品知識と高い施工技術が求められる中,競技課ら,施工品質向上に関する設問と。ること。ること。実践報告

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