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写真1 大会会場(両国国技館)および開会式-11-1.はじめに2.第1回電気工事技能競技全国大会実施報告について 全日本電気工事業工業組合連合会(以下,全日電工連と称す。※当連合会については前号参照)では,前号278号にて記述のとおり,次代を担う若い世代に対して電気工事業界の理解促進を目的の1つとして「電気工事技能競技全国大会」と「電気系教育・訓練機関の学生との交流事業」を実施した。 本号では前号に引き継いで,全国大会の実施報告と交流事業の経過報告を行う。 平成26年11月29日,第1回目となる電気工事技能競技全国大会を東京・両国国技館にて開催した。 大会スローガンを『呼び起こせ,スペシャリストの新たな風!』とし,経済産業省,国土交通省,文部科学省後援(後援・協賛については前号参照)のもと,1,690名の参加・見学者の動員となり,電気工事業界の技術向上とともに業界の存在を社会に広くアピールすることとなった。 大会に出場した選手たちは,全国各地の予選会を勝ち抜いた精鋭30名が,電気工事技術のスペシャリストの技を披露した。 競技は,技能競技(実技)と学科競技の総合点で行われた。技能競技は,各選手が課題に基づき競技パネルに180分の制限時間内に完成させるというもので,事前公表課題より当日の数ヵ所の課題変更を加えた内容で競技を行った。 30名の中から審査による総合点順位で,金賞:1,銀賞:2,銅賞:3,敢闘賞:3,および安全作業面での優秀者に特別賞(安全作業大賞):1が贈られた。また,最優秀賞である金賞受賞者には,経済産業大臣賞が授与された。実践報告全日本電気工事業工業組合連合会若者に魅力ある電気工事業の理解促進事業②-第1回電気工事技能競技全国大会実施報告および 電気系教育・訓練機関の学生との交流事業経過報告について-

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