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⑵ 第1回電気工事技能競技全国大会 開催概要  【競技内容】図4 技能競技イメージまた,現在展開している事業,ならびに今後展開が予測される事業を背景とし,従来の電気工事技術を継承しつつ,かつ近年のトレンドに対応した大会を構築することにより,技能五輪全国大会,各ブロック連合会および各電気工事(業)工業組合主催の大会等,他の競技大会にはない全日電工連らしい独自性,独創性を加味し組合員,各電気工事(業)工業組合,さらには関係者各位が,今後の電気工事業界のあるべき姿を考える場の提供を通して,関係者間のより一層の一体化がなされる機会とすることを基本理念とする。 また,本大会を通じて,組合員企業の『横に拡げる(事業範囲の拡大)』努力の支援拡大に資することとともに,行政をはじめとする関連団体・企業の支援を可能とする課題設定を行い各方面からの期待に応えられる大会を目指す。」 上記理念の中の『関係者間の一体化』という点において,副次に,大会を通し次代を担う電気関連の学生・生徒などの見学機会の提供および電気工事業界のPRも理念としている。 2)開催目的について  【開催目的】 「全日電工連に所属する企業の電気工事技術者を中心とし,その電気工事技術者の資質ならびに技術水準の向上を通じ,お客様満足と安全・安心に電気をお届けするための電気保安の確保を担う電気工事業界の発展に寄与する。」 本大会を契機として,上位入賞者が全国の技術者のあこがれとなり,本人も誇りを持てるような大会にしたいと考えている。 また,この大会によって技術と品質のさらなる向上を図ることはもちろん,選手や見学される方々に,作品の見映えや施工技術の新たな発見をしていただくことを期待したい。 今回の大会では,経産省・国交省・文科省の後援をいただいたが,文科省の後援をいただいたのは,なるべく多くの工業高校生を含む電気系教育・訓練-37-機関の学生たちに大会を見学してもらい,また,電気工事業を認知してもらい,電気工事業に興味を持っていただくことを目的としたからである。これに伴い各電気工事(業)工業組合を通して,掲載のリーフレットを電気系教育・訓練機関に送付させていただいた。次代を担う『若者に魅力ある電気工事業の理解促進』を図ることは,この大会に寄せる期待効果のうちの大きな1つとなっている。・開催年月日:平成26年11月29日(土)・開催場所:両国国技館・主催:全日電工連・運営主管:全日電工連 技能競技委員会・共催:各ブロック電気工事組合連合会    各都道府県電気工事(業)工業組合・後援:経済産業省・国土交通省・文部科学省・協賛:電気事業連合会・(一社)日本電気協会・電気保安協会全国連絡会・(一財)電気技術者試験センター・(一財)電気工事技術講習センター・全日本電設資材卸業協同組合連合会・全日電工連賛助会社25社・大会テーマ:「呼び起こせ,スペシャリストの 1)技能競技 全国の所属企業36,147社の中から選び抜かれた精鋭30名が電気工事の「技」と「智」を競い合う。  1.学科競技(30分)  2.技能競技(180分)新たな風!」実践報告

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