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123123習64IT活用技術を習得し,5物流コスト管理,在庫管表4 物流における仕事の区分ごとに求められる職業能力No仕事の区分物流作業,作業工程スケジュール,物流情報を組み立てて管理する仕事物流作業工程の中で輸配送や倉庫での在庫確認や保管,流通加工,包装,荷役を行う仕事物流作業工程や製品納期に関わる人々の調整をする仕事資料1 物流拠点における一般的な作業手順技能と技術 4/20145.3 新規訓練科(案)の概要表5 検討中の新規訓練科(案)の概要訓練科名仕上がり像備   考表6 検討中の訓練カリキュラム(素案)訓練の形態No企業が女性に期待する職業能力および女性の一般的な行動特性とこれを仕事に発揮する事例を理解する。企業価値を高める物流の役割を理解する。納期管理,品質管理,苦情対応を理解する。梱包技術,荷役機械の操作,マテハン機器の取り扱いを習得する。WMSを理解する。理,SCMを理解する。・講義および演習物流改善技法,グリーンロジステックスを理解する。-32- さらに,訓練終了後に想定される職場には,工場内はもとより,倉庫,配送センターなどがある。 倉庫,配送センターなどの物流拠点(ノード)は,保管機能,積み替え機能,仕分機能,流通加工機能,配送機能,情報管理機能を持っており,一般的な作業手順は,資料1のとおりである。 これらの作業手順の中で取り扱う情報には,①入荷予定情報,②入庫情報(入庫ロケーション情報を含む。),③在庫情報(欠品情報,棚卸し実績情報を含む。),④出荷予定情報,⑤ピッキング情報,⑥出庫情報,⑦入荷作業時間情報,⑧出荷作業時間情報などがあり,人材には,これらの知識および運用スキルが必要である。求められる職業能力・トラブルを想定して一歩二歩先の回避および対応策を考えることができる力・冷静な判断力や客観的に物事を見ることができる力・IT活用スキル・業務を正確かつ忍耐強く取り組む力・工場内における部品や原材料の在庫管理と製品の在庫管理の専門的知識・製品ロット別の歩留りおよびリードタイムが把握できる力・荷役機械の操作資格およびマテハン(物流作業機械)の知識・取扱い・商品や梱包の専門的知識・IT活用スキル・コミュニケーション力・トラブルに対する対応および調整ができる力・IT活用スキル 検討中の新規訓練科(案)の概要は,表5のとおりである。 さらに,検討中の訓練カリキュラム(素案)は,表6のとおりである。スマート物流サポート科(仮称)①職業意識および就業の心構えを理解し,女性特有の感性や気配りが発揮できる②地球環境に優しく,環境負荷が少ない物流を理解し,工場倉庫等における在庫管理,納期管理,物流コスト管理等の業務ができる。③物流機器,物流資材等を活用した物流の効率化や最適化を推進し,さらに物流情報伝達の円滑化や迅速化(スマート・マネジメント)を推進する物流業務ができる。 訓練対象の物流領域は,企業(Business)間の取引であるBtoBの物流とし,具体的には,ものづくり工場における①生産原材料等の検品・在庫管理,②工場倉庫の在庫管理および在庫補充の生産管理,③工場倉庫から取引企業(または物流拠点)への納品業務である。訓練では,これらに求められる物流スキルを習得する。主な訓練目標・クラスづくりと仲間意識の醸成に向けた自己開示のグループ演習・職業意識および就業の心構えの醸成に向けたグループ演習・グループによる課題の発見と解決の演習・講義および演習・グループによる事例演・フォークリフト技能講習・梱包実習およびマテハン機器活用実習・ITおよびWMS実習並びにこれらの演習課題・講義および演習・グループによる課題別演習

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