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3○○○○○----○-○○※1「職業能力基礎講習」とは,求職者支援訓練の中に必ず設定すべき訓練内容として定められているもので,『自己理解,職業意識,表現スキル,人間関係スキル等に関する科目』を指す。基礎コースでは48~120時間,実践コースでは24~60時間を設定することとされている。求職者支援制度開始以前は,「ワークガイダンス講習」と呼ばれていた。 以下の項目により「半構成法」で実施した。 ① 職業能力基礎講習の考え方 ② 職業能力基礎講習プログラムの概要   テーマと時間配分,独自テーマ等 ③ 講習で重視しているポイント   受講生・訓練分野特性等を配慮した工夫等訓練科名・分野Aオフィス事務基礎科BWeb・グラフィッククリエイター科Cキャリアサポーター養成科専任講師Dパソコン・オフィス事務基礎科Eネイリスト養成科F介護職員養成科G医療事務,介護等Hビル設備管理者養成I簿記会計,経理等JWeb,住宅CAD等K介護職員初任者養成Lパソコンスキル基礎運営責任者等Mウエブデザイナー養成運営責任者NWebクリエイター-14-東京職業訓練支援センター 開発援助担当 係長          能力開発コーディネーター技能と技術 3/20141.1 調査のねらい1.2 調査の期間1.3 調査の方法1.4 調査の項目表1 調査対象一覧ヒアリング対象授業参観有無○事務担当者運営責任者等事務担当者部外講師運営責任者事務担当者就職支援責任者等運営責任者等運営責任者等事務担当者部外講師運営責任者講師等就職支援責任者(実施機関名称は省略)1.はじめに 本調査は,求職者支援訓練の中で「職業能力基礎講習」※1がどのように実施されているか,求職者支援訓練実施機関(以下「実施機関」という)における訓練実態を明らかにすることによって,東京職業訓練支援センターが行う実施状況確認時における指導の充実,「ワークガイダンス講習講師育成講座」や「求職者支援訓練サポート講習」の内容の更なる充実等に反映し,求職者支援訓練の質の向上を図ることをねらいとして実施した。 本調査は,以下の2回に分けて実施した。 第1期 平成25年8月6~9日 第2期 平成25年10月8~18日 調査は事前にアポイントを取り,東京職業訓練支援センターの訓練支援担当者(現:開発援助担当)が実施機関へ直接訪問してヒアリング調査を実施した。持永 久子木村 豊  就職支援の取り組み「職業能力基礎講習」ヒアリング調査報告求職者支援訓練における

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