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後個別指導を実施したい。また,放課後に最近のニュースをテーマにグループディスカッションを行ったり,企業説明会やOB訪問に積極的に参加して情報収集するように促したい。 集団説明会の参加に尻込みして活動時期が遅れる学生がいる一方で,空き時間をみつけて住宅展示場を回って歩くなど,自分の足で希望するハウスメーカを徹底調査する学生もいる。行動力や積極性は小さな成功体験の積み重ねと考えられる。教室での授業のほかに入学当初から啓発的経験を促すことが,学生が能動的に就職活動を行ううえで必要であると思われる。[謝辞] 有益な助言を頂いた学務課の大天係長,元東京校環境化学科の松井菊子先生に感謝いたします。-43-⑴ 森 俊夫:「先生のためのやさしいブリーフセラピー」,ほんの森出版,2008年,pp10-102⑵ 郡司昌恭:「就活生はユーホーを探せ」,青月社,2011年⑶ 池上 彰:「伝える力」,PHP,2007年,pp122-138⑷ キャリアデザインプロジェクト:「合格実例集&セオリー(エントリーシート編)」,PHP,2011年,pp16-89⑸ キャリアデザインプロジェクト:「合格実例集&セオリー(面接編)」,PHP,2011年,pp143-155*編集部注:校名については筆者の希望により執筆時点の校名を併記しています。実践報告<参考文献>

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