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5.活動の具体的展開⑷ ジョブ・カードを活用したキャリア・コンサルティングにより,入所間もない時期から受講者1人ひとりの職務経歴や今後の目標を把握することができ,指導員は就職意欲の向上と就職活動の進捗管理の徹底を図ることができた。困難事例や未就職者対策は,就職対策委員会において詳細な個別状況報告を求め,解決策のアドバイスを事例ごとに提案し実行することとした。⑸ ジョブ・カードを活用した個別相談の成果として,平成21年度のハローワーク佐世保管内の有効求人倍率が0.38と,過去最悪の記録になり,困難事例も多く発生したにもかかわらず,就職率の目標を達成することができた。平成22年度に入っても順調に成果を上げることができた。⑴ 指導員および職員を対象に行った「ジョブ・カードプレ講座」の内容は次のとおりで,テーマを絞り,全体で7回の研修を実施した。プレ講座のテーマ1 ジョブ・カード制度の概要と背景2 能力開発施設におけるキャリア形成支援3 支援ツールの活用4 傾聴技法5 キャリア形成相談支援事業における指導員の役割6 キャリア・コンサルティングの具体的な支援方法7 キャリア・コンサルタントとしての具体的な活動と倫理規定-8-援内    容⑴ 成長力底上げ戦略⑵ ジョブ・カード制度の概要⑴ 訓練期間中のキャリア形成支⑵ 訓練生の自己理解の促進と考え方⑴ 各種ツールの概要と特徴⑵ 自己理解,仕事理解のための支援ツール⑶ 支援ツールの活用⑴ 「傾聴」の重要性について⑵ 「ジョハリの窓」について⑶ 傾聴の基本技法⑷ 傾聴のロールプレイ⑴ キャリア形成相談支援事業における指導員の役割⑵ 「キャリア」についてのイメージを持つことの重要性⑴ 具体的な相談事例について⑵ 訓練生に対する具体的なキャリア形成支援について⑴ キャリア・コンサルタントのあるべき姿,今後のビジョンについて⑵ キャリア・コンサルタント行動憲章について⑶ キャリア・コンサルタントに求められる能力と専門性について⑷ 今後の自己研鑽について指導員のキャリア形成支援能力の育成と向上ステップ技能と技術 2/2013

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